ちょっとしたことですが、宗祖が引用される故事に
鳥竜と遺龍
があります。
法華経の題目をいやいやながらでも書いたことで、父を無間地獄から救うという故事ですが、この鳥竜を
いりゅう
と読みがちです。正式には
おりょう、または、おりゅう
と読みます。
分かっていても読み間違いしてしまいます…。
本日は寺院清掃を行いました。
秋晴れでとても気持ちの良い…と言いますか、とても暑いなか多くの皆様に清掃をして頂けました。
ご尽力いただいた皆様には本当にありがとうございました。
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ふとした時に言葉の意味を聞かれて答えられないということが結構あります。
近所のお子さんに、「機関」ってどういう意味?と聞かれました。
うまく答えられなかったので調べてみると、
1火力・水力・電力などのエネルギーを力学的エネルギーに変える装置。
2 活動のしかけのあるもの。からくり。
「ただ一槌を受くるのみにて全体の―これが為に廃して」〈中村訳・西国立志編〉
3法人や団体などの意思を決定したり、代表したりする者、または組織。「行政機関」「国家機関」
4 ある目的を達成する手段として設けた組織や機構。「報道機関」
[類語]機械・機器・機具・器具・利器・装置・からくり・仕掛け・マシン・メカニズム
https://kotobank.jp/word/機関-472552
こんなに意味がありました。
やっぱりちゃんと調べなければなりませんね。。にわかで答えてはダメだと反省しています。
御書の解釈をする際に、例えば現代語訳がしてあるとどうしても現代語訳しか読まないということがあるようです。
現代語訳は訳者はなるべく偏りのないように訳されると思うのですが、どうしても訳者の思考傾向が影響してしまいます。
ですから一番良いのは原文を拝読していくことになるのですが、そうはいってもなかなか原文をスラスラと読み、かつ内容を把握できるかといえば、それはかなり難しいと思います。
現代語訳に触れる時は、複数の現代語訳を比較してみると良いです。
そこまではなかなかできないと思われるかもしれませんが、比較する作業の中で御書の理解も進むと思います。
毛筆を扱うので、筆のことで質問をされることがあります。
弘法筆を選ばずといいますが、実際はそんなことはありません。
筆はしっかり選んだ方が良いと思います。
できれば、毛筆の専門店に伺って、自分の書きたい字を伝え、筆を選んでもらった方が良いと思います。
毛の部分が固い筆は、初心の方には扱いやすいと思います。
一方、毛が柔らかい筆は、扱いが難しいのですが、基本をしっかり押さえた上で柔らかい筆で練習すると、固い筆に戻ったときに、自分の思い通りに筆が扱えるようになります。
字を練習するにはとにかくお手本と睨めっこをして、一日一字でいいので、書いてみてください。
その上で余裕があれば毛が柔らかい筆を使ってみて、試行錯誤してみると、筆が自分の手になじんでくるようになると思います。
是非、いろいろな筆を使ってみてもらえたらと思います。
本日は、御会式の御宝前をご荘厳するお花づくりを行いました。
たくさんの方にご参加頂き、
一本一本御報恩の気持ちでお作りすることができました。
お昼には一緒におうどんをいただき、心もお腹も大満足の一日となりました。
御尽力頂きました皆様には本当にありがとうございました!
今年は気温がなかなか下がらないので、紅葉が進んでいないようです。
県北の方とお話ししましたが、県北でもまだ葉っぱが緑だと仰っていました。
ということでお寺のイチョウもまだ緑なのですが、
ギンナンはいっぱい実っています。
今年は紅葉が遅れ気味になるのでしょうか?
今日、下記のような記事を教えてもらいました。
こういった話は現実にあります。
「子どもには迷惑をかけたくない」
と仰る親御さんに対し、
「では今度お子さんを連れてきて一緒に話をさせて下さい
とお伝えしています。
そして、実際に話し合いになると、多くの場合、
「父さん、母さんはそう言うけど、じゃぁどうやって手を合わせればいいん?」
とお子さんが仰るのです。
ちょっと厳しい言い方ですが、親御さんが仰る、
子どもに迷惑掛けたくない
が、こどもにとっては
迷惑だ
ということです。
それぞれの弔い方はあって良いと思いますし、それぞれのご家庭の事情もあるかと思いますが、必ずご家族で話し合っていただきたいと思います。
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