本日は御報恩御講並びに御誕生会を奉修しました。
今日も寒さが厳しかったですが、御参詣の皆様と日蓮大聖人様への御報恩謝徳をねんごろに申し上げした。
皆様には御参詣誠にありがとうございました。
大聖人様は貞応元年2月16日にご生誕遊ばされたと伝わります。
この前年、承久3年に承久の乱が起こり、武家政権が確立しました。
天皇が敗れるという事態に社会も混乱を極めたでしょう。
そのようなときに混乱の影響をもっとも受けるのは、立場の弱い人間たちです。
その立場の弱い人から救っていこうとされたのが大聖人様です。
せんだらが子の宣言はそれだけ大きな意味を持ちます。
800年を経てなお私たちを導いてくださる大聖人様。
そのご誕生を各家庭の御仏壇でもお祝い申し上げてください。
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昨日、一昨日に比べると少し寒さも和らいだように感じます。
春は近いですが、まだまだ気を抜かず過ごしてまいりましょう。
本日は御逮夜法要を奉修しました。
謹んで宗祖日蓮大聖人様への御報恩謝徳を申し上げました。
最近、インターネットで情報を得た方の中でちょっと偏った物の見方になっている方がいらっしゃいます。
何か物事の原因を安易に決めつけてしまっているように感じます。
インターネットはどれだけ閲覧されたかがとても大事なので、そこで真実のことが話されているとは限りません。
また自分が得たい情報ばかりが自然と表示されやすくなりますので、いつの間にか世の中全体が一つのことに覆い尽くされていると感じてしまいます。
大手メディアが力を失う中、自分で情報を得ていく時代になりました。
だからこそ、自分の思いを納得させる情報ではなく、たとえ自分にとって不都合な内容でも、物事の真意を受け取ろうとする姿勢が重要です。
大聖人様も、悪いものは良いもの姿で近寄ってくると仰せです。
自分の耳に優しい情報に騙されないようにしましょう。
本日は、興師会を奉修しました。
大変冷え込みが厳しい中御参詣を賜り誠にありがとうございました。
謹んで日興上人様への御報恩謝徳を申し上げました。
法話では、日興上人がお示しになられた師弟子の法門についてお話ししました。
当門流では、師弟子の法門をただすことが、成仏への第一歩と示されます。
師匠と弟子、その関係性の中に成仏を観ます。
一人で信心をしていると、私たちはどうしても自分勝手な解釈で信仰をしてしまいます。
そうすると健全な信心ができなくなってしまいます。
ときに師匠が弟子となり、弟子が師匠となり、相寄り合っていくところに、私たちの成仏があるのです。
そのことを厳しく糺された日興上人のご意志を私たちも正しく継承していきましょう。
今日は、日興上人の好物とされる芹を、芹がゆにして、参詣者の皆様といただきました。
素朴な味にほっこりしながら、日興上人を偲ぶことができました。
拭き掃除をするにして使うのは水!ということを別にこだわっているわけでもないのですが、バケツにはるのは水でした。
ここ数日のように寒い日はやっぱり冷たい。
アカギレなどがあるとしみます。
先日、掃除を専門にした仕事をしている方とお話すると、
お湯を使うよ
とキッパリ仰いました。
やっぱり冷たいですもんね
と答えると、
いや、汚れが落ちやすいからです
と答えられました。
寒くない日でも汚れによってはお湯を使うそうです。
確かに変にこだわって頑張るよりも、汚れに合わせてお水やお湯を使い分けた方がいいですね。
こだわりは結構モノの見方を曇らせてしまいます。。
言葉には言葉が持つ意味と、その言葉が発する音のイメージというものがあるそうです。
たとえば悪役の名前などは、わりと世界共通に使われる音があったり、またさまざまな言語でお母さんを意味する言葉にはMの音が使われることが多いそうです。
そうすると、悪い言葉、人を傷つける言葉には、やはり人を傷つけるような音が含まれているとも考えられます。
悪口を言うと自分に返ってくる
と言いますが、上に述べたように、悪口に悪い音感があれば、それは発する方にもダメージを受けるわけで、まさに、悪口を発した人にも悪口は返ってくるわけです。
ですから良くない言葉はなるべく使わない方が自分を大切に出来るということになります。
門松で使用した竹は、鉢にしたり、花器にしたり、いろいろと活用します。
ただ、腐ってしまうことも多くて、どうしてだろうと思っていました。
詳しい方に聞いてみると、竹は油抜きをしないと、水分が抜けず、また虫も入りやすいそうです。
ということで、少しだけですが油抜きをしてみました。
湿式と乾式の方法があるらしく、湿式だと苛性ソーダを扱うので、素人には無理。
乾式は火で炙って表面に出てきた油を拭えばいいので、今回は乾式にしました。
どれくらいすれば良いのかなどは分からないのですが、やってみないと分からないので、繰り返す内に匙加減も分かってくるかなと思っています。
ここで何度か述べてきた「哲学と宗教全史」ですが、本日読了しました。
随分時間がかかりましたが、自分でも時間をかけて読もうと見っていた本なので、何度も読み返したりしながら最後まできました。
この本がいいなと思ったのは哲学と宗教を立て分けしないことです。
当たり前のことなのですが、哲学と宗教は領域を同じくして、ここまで続いてきています。
そこを無理に立て分けるような本もあるなか、本書はそれがありません。
そうにう意味で、人間の知がどのように発展してきたかを本書から学ぶことができるのではないでしょうか。
本日は月例の御経日並びに節分会を奉修いたしました。
足元の悪い中、ご参詣を賜り誠にありがとうございました。
謹んで先祖諸精霊の追善回向を申し上げるとともに、節分会にてご参詣の皆様の信心倍増、ご健勝ご多幸をお祈り申し上げました。
今年は節分が2月2日でした。
数年前に2月2日であったことがありましたが、毎年2月3日だと思っていました。
調べてみると、今後は結構2月2日のことがあるようです。
公転と暦の周期のずれによるものらしいですが、何度読んでもなぜそうなるかはわかりませんでした。。
まだまだ寒いですが少しずつ春の日差しも増えてきました。
もう少しの辛抱ですね。
皆様お身体大事に過ごしてください。
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