御経日

本日は御経日を奉修しました。

台風が過ぎ去り、雲一つ無い天気になりました。

お盆に引き続いて、深信の御参詣を賜り誠にありがとうございました。

御参詣の皆様と謹んで先祖諸精霊へ御回向を申し上げました。

法話に先立ち、本日が防災の日にあたっているということで、防災に関してのご挨拶をいたしました。

いろいろと防災の準備が必要ですが、とにかく一人で準備をするのではなく、家族、親族、近しい人と行う事が大切ですとお話ししました。

離ればなれになった時に再会する場所、どうやって連絡するかをまずは話し合って頂ければと思います。

法話では、「尊霊御菩提御書」と「除病御書」についてお話ししました。

先月の御経日でお話しした「太田入道殿御返事」に引き続いての内容です。

病気をしたときに、私たちはその病気をどう捉えるかということについて改めて考えさせられる内容でした。

転重軽受していくということは、難を受けることそのものに意味があるように思います。

病気が治る、難を克服する…それでも私たちはまた苦難を受けます。

そういう人生の中で、過去現在未来の三世を意識して、転重軽受していくという難の受け止め方は、現代人の何でも出来ると思い込んでしまっている増上慢に対して、全く別の生き方を示してくれているように思います。

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