先日紹介した「考証要集」に下記のように書いてありました。
生き様[いきざま]これは、「死に様」という古来ある言葉から生まれた戦後の造語なので、戦前劇や時代劇では一切使ってはいけない。言葉の乱れの例として嫌う人は非常に多く、藤沢周平は「お金を積まれても使いたくない言葉」にこれを挙げたそうである。
「考証要集」38ページ
生き様が新しい言葉だとは思っていましたが、それにしても戦後の造語とは随分あたらしい物でした。
それまでは死に様が普通であったということで、これは別に命を粗末にしていたというよりも、昔は「死」=「生きる」ことであったということでしょう。
逆に言えば、「生き様」には「死」というものは見えないですし、「死」を見つめない「生きる」ということを嫌った藤沢周平氏の想いも理解できます。
それにしても、気をつけて使わなければならない言葉がたくさんあることを強く感じます。
今日は御報恩御講を奉修しました。
(参詣者の皆様には感染症対策へのご協力誠にありがとうございます)
この22日には、法眼寺は建立10周年を迎えます。
皆様の護持護法の信心のお陰でこの日を迎えることができました。
本当に有り難く思う次第です。
乙御前御消息に仰せの如く、
「今一重強盛の信心」
で互いの精進してまいりましょう。
なお、記念法要は11月を予定しております。

今年はなかなか咲いてくれなかった蓮がようやく花を見せてくれています。

蓮は言葉にはできない美しさがあります。
安倍元首相が亡くなられました。
政治家として、選挙だ、民主主義だ、うんぬんよりも、一人の人間の命があのような形で奪われることは本当に残念ですし、憤りを感じます。
原因がなんであろうと、こういうことは起きてはいけないし、起こしてはいけません。
謹んで御回向を申し上げる次第です。
仏教では、絶待という言葉がでてきます。
これは相待に対する言葉で、「他との比較や対立を超絶していること。他に並ぶもののないこと。または、そのさまをいう。」と辞書にあります。
絶対とは違うの?
絶対という言葉は、井上哲次郎がabsoluteの翻訳語として絶待から作り出した言葉だとされています。
absoluteは語源を調べると切り離すというような意味があるので、他とは違う絶対的なものというニュアンスでしょうか。
そうなると絶待とはちょっとちがって、相待であったものが、差別がなくなるようなものを絶待といいます。
絶待は切り離された別の存在ではありません。
こういったニュアンスの違いが絶待の理解の助けになるでしょうか。
西日本豪雨災害は、2018年(平成30年)6月28日から7月8日にかけておきた災害でした。
まだあの時の雨の記憶が忘れることができません。
特にものすごい雨の音が耳に残っています。
この時期の夜は、その音が思い返されるようで少し嫌な気分になります。
あれから4年が経ちましたが、まだまだ記憶は薄れないのです。
物故者への追善供養を申し上げさせて頂きました。
日本の文化ではいろいろなところに慶弔があります。
着物は右前(相手から見て右が前、自分から見ると左が上)で着用します。
のしも祝い事、慶事の時は右前となります。
ややこしくなるようですが、着物の着用のしかたを覚えておくといろいろと応用ができます。
ちななみ、当門流では、お供え物をする場合、御本尊様へお供えできるのは喜びですので、右前にしてもらいますし、紅白にしてもらいます。
ただ、最近は型どおりのお店が増えたようで、お寺へのお供えだと伝えると、勝手に左前で黒白や、黄白にしていまうことがあるようです。
時には訂正をしても、「あなたが間違っています」というお店もあるようで…。
インターネットが普及したせいでしょうか。
なんでもかんでも統一化されてしまて、それぞれがもっている文化や風習が消えてしまっていくのは本当に勿体ないことだと思います。
本日も遠方よりの御参詣をいただきました。
いろいろとお話しを聞かせていただき、自分を省みる学びにもなりました。
「させていただいたことに何か見返りを求めてはいません」
簡単なようでできることではございません。
大変お志であると思います。
また、たくさんのお励ましの言葉もいただき、本当に有り難く思った次第です。
気を引き締めて精進をしていまいる所存です。
皆様のご健勝をお祈りしております。
今日は久しぶりに雨が降りました…、ほんのちょっぴり。
逆にさらに蒸し暑くなってしまった感じです。
「トマトなどはどうですか?」
とご質問をいただきます。
御覧頂く皆様もそんなに興味もないかなぁ(笑)と思っていたりしたので、動画の方でご紹介してはいなかったのですが、もう一つ理由がありまして、それがトマトが立ち枯れをしてしまいはじめたことです。
今年は暑い日が続いていますので、トマト以外の野菜もあまり元気がないのですが、トマトは特に調子が悪いようです。
お寺では、薬をまったく使わないで野菜を育てていますので、時折野菜が病気にかかることもあります。
病気にかかると野菜が駄目になってしまいますが、薬を使用するのも気が引けるので、無農薬で栽培しています。
トマトも何か病気かなと思っていたのですが、今日、茎やらトマトやらに小さな穴が空いているのを発見!
どうも虫による立ち枯れだったようです。
暑い日が続いた影響で知らない間に虫害が広がっていたみたいです。
ということで、まったくトマトが採れないわけではないのですが、ちょっと弱ってしまっているトマトをお見せするのも…と思い、動画の方ではご紹介していません。
一生懸命育てても上手くいかないこともあるのが野菜栽培の難しいところ。
自然と付き合っていくのは大変です。
NHKのらじるらじるで、歴史再発見という番組があります。
こちらで、東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏が鎌倉幕府について講義をしてくれています。
分かりやすい内容だったのでこちらでご紹介します。
…とはいっても全十三回のうち、今から聞けるのは六回以降のようですが。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=1927_01
NHKらじるらじのページが開きます。
特に平左衛門と安達泰盛の関係性について講義してくれている第11回あたりが面白く聞くことができます。
そういった見解もあるのだなという感じです。
よろしければ、どうぞ。
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