御逮夜法要
本日は、宗祖日蓮大聖人御報恩御講御逮夜法要を奉修しました。
謹んで日蓮大聖人様への御報恩謝徳を申し上げました。
今回の法話では建治3年8月21日の兵衛志殿御返事についてお話をしています。
最近の研究で神国王御書とセットになっている御書と考えられています。
両者と真筆が残っていて、真筆を拝すると誠に素晴らしい御書です。
古い文字を読むのは大変ですが、文字として意味を理解することにあわせて、どうやって書かかれたのであろうか、どういう気持ちで書かれたのであろうかなどを推測して拝読することができるのが真筆の素晴らしい点です。
なかなか触れる機会はないと思いますが、もしそのような機会に恵まれたらじっくりと拝読してみてください。
時を超える感覚を得ることができると思います。
なる
今日は、こちらの地域では小学校の入学式のところが多いようです。
法眼寺の前を大きなランドセルを背負った新一年生と保護者の方が歩いて行かれました。
ワクワクドキドキの様子を感じることができました。
お寺の子ども会で参加するお子さんに伝えていることですが、下記に書きます。
この記事をお子さんが読むことはないと思いますが(笑)
◇
いちねんせいに なったら ともだちを つくろう といわれますね。
ともだちが できると うれしいです。
だから いっしょうけんめい おともだちを つくろうと がんばってしまう ひとが いるそうです。
ともだちを つくろうと がんばるひつようは ありません。
ともだちは つくるものでは ありません。
ともだちは なるものです。
ともだちになる といいますね。
ともだちは しぜんと ともだちに なるものです。
このひとと ともだちに なろうと むりをしても ともだちに なれるわけでは ありません。
ですから むりをしないで じぶんらしい じぶんで いましょう。
ひとを きずつけたり かなしませたりすることは なるべくしないようにして ひびを すごしてください。
きっとしぜんと ともだちになれると おもいます。
◇
御書素読
本日は御書素読を行いました。
御参詣の皆様と「種種御振舞御書」を御拝読をしました。
大聖人様が平左衛門と幕府に対して、第三回の国家諌暁を行う場面です。
ゆっくりと御拝読しながら、当時の様子などについて意見を交わすこともできました。
現在、御書の要文集を作成するために、大聖人様の御書のご一節を集めていますが、やはり今回のように御書全体をゆっくりと声に出して拝読することも大事であると感じます。
大聖人様の短いご一節にふれて、御書に興味を持たれた方はぜひ全文を拝読していただきたいと思います。
お言葉
はがみ(歯噛)をなして強盛に信力をいだし給ふべし。すぎし存命不思議とおもはせ給へ。
四条金吾殿御返事
強く歯を食いしばって、何ものにも負けない信心に住されよ。この度の幸いはすべて不思議なご加護のたまものと承知されたい。
ときに歯を食いしばって何かに取り組まなければいけないときがある。
信心だって同じだろう。
ぐっとこらえて、歯を食いしばって、それでも心穏やかに手を合わせていこう。
※御書と訳は御書統合システムより引用しています
アカシア
ウスズミザクラに続いてアカシアが満開になりました。

黄色いフワフワの小さい花が華やかに咲いています。
こちらの種類は三角葉アカシアです。
わりと寒さにも強いようで、土があったのか、他の木々よりも元気に育ってくれています。
トマト
トマトの植え付けを行いました。

種から育てた苗ですが、例年より早く植え付けました。
少し早いかもしれないと思ったのですが、今年は桜も開花が早いので、試しに早めに植えてみました。
養生しながら様子をみたいと思います。

それからトマトのスキマにコンパニオンプランツを植えました。
虫除けや病気を防いでくれる植物です。
これはマリーゴールド。

こちらはカモミールです。
上手く虫除けできるでしょうか。
こちらも様子見です。
お言葉
法に依りて人に依らざれ、義に依りて語に依らざれ、智に依りて識に依らざれ、了義経に依りて不了義経に依らざれ
仏の説かれた真実の理法に依って、人師・論師の不確かな義を用いてはならない。仏の説かれた真実の義に依って、人師・論師の不確かな言葉を用いてはならない。仏の実智に依って、人師・論師の不確かな情識を用いてはならない。仏の真実義が説かれた了義経に依って、方便として説かれた不了義経を用いてはならない
守護国家論
日蓮大聖人は仏典から、依るべきものを定めなければ人は迷うことを示された。
現代は情報が溢れる時代。
仏法と同じく依るべきものを定めなければ私たちは大きく道を外してしまうだろう。
雑記
先輩僧侶から、
「御書を拝読するときは、現代にすぐひきつけるのではなくで、やはりその対告者の気持ちになる、鎌倉時代の人間の特性を十分考えてから、自分たちにひきつけなければいけない」
と教えてもらいました。
鎌倉時代の人々の潔さや、無常観などは現代の人々とかなり異なるので、確かに御書を拝読するときは気を付けなければいけないと感じています。
こうやってそれぞれの時代の中で生きた人々のことに思いを巡らすと、異なる部分と共通する部分があって、そのどちらにも学ぶべきことがたくさんあると思います。
そこに気付きがあったとき、ほんの少しですが時間を越えた感があります。
御経日
本日は御経日を奉修しました。
朝から雨となりましたが、御参詣の皆様と、謹んで各家先祖所領の追善回向を申し上げました。
御参詣誠にありがとうございました。
法話では、「四条金吾殿御返事」についてお話をしました。
「頼基陳状」とセットになるお手紙です。
四条金吾は、建治3年の6月に、三位房と一緒に竜象房という天台宗の僧侶と法論をします。
法論には勝ちましたが、これをきっかけとした事件に巻き込まれ、領地没収となってしまいます。
そこからどう立ち直っていくかというのが、これより四条金吾に与えたお手紙の数々で具さにわかっていきます。
いかに大聖人様の心配りが素晴らしいかと、激情家の四条金吾が一方でとても素直に大聖人様の御教導を聞き入れていく様子が分かります。
こうやって四条金吾の姿をみると、人生にはどうしても躓いたり転んでしまったりすることがありますが、そこからどう立ち直っていくか、そこを支えてくれるのが本来の信心ではないかと感じます。
転ばないように祈ることも信心の一つだと思いますが、転んでから起き上がるときに支えとなってくれるのも信心です。
また、四条金吾以外にも三位房や竜象房を反面教師として学ぶことがたくさんあります。
◇
この時期の雨は肌寒さを感じますね。
でもソメイヨシノが各所で花開いています。
良い季節です。

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