朝まだき
本を読んでいて、
朝まだき
とありました。前に読んだ本にも出てきて、そういえばこれはどういう意味だろうと思っていました。
意味は、
〘 名詞 〙 ( 「まだき」はその時間にはまだ早いの意 ) 朝、まだ夜が明けきらない時。早朝。
です。
そういえば和歌にもあったような。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
知らないと言うは一時の恥、知ったかぶりは一生の損
と思っています。
御報恩御講
本日は御報恩御講を奉修しました。
御参詣の皆様と共に謹んで宗祖日蓮大聖人様への御報恩謝徳を申し上げました。
総会に引き続いて御参詣を賜り誠にありがとうございました。
法話では兄弟抄についてお話をしました。
心の師とはなるとも…の御金言が示される後半部分です。
最近は自分の心に従ってというようなことがよく言われますが、こと仏教においては、我が心にそれほどの安心感を持ってはいません。
我が心は仏種を受ける可能性がありますが、それでも、いやだからこそ、心を自身で律することが大事だと説きます。
このバランス感覚が仏教のすごいところではないかと思います。
心の師となれるか?
言うのは簡単ですが、行うのは本当に難しいご教導です。
御逮夜法要
本日は御逮夜法要を奉修しました。
謹んで宗祖日蓮大聖人様への御報恩謝徳を申し上げた次第です。
法話では、先日の御経日に引き続き『兄弟抄』についてお話しします。
□□□□□
最近、寒暖差が激しく、体調を崩される方が多いそうです。
5月は少ししんどくなる時期でもあります。
皆様くれぐれも大事にお過ごしください。
法華講総会
本日は、法華講総会を開催しました。
総会と名前がついていますが、決して堅苦しい集まりではなく、参加者の皆様がそれぞれ発言をしたり、体操をしたり、とても楽しく有意義な時間となりました。
また僧侶の講演にも多くの皆様が頷きながら聞き入っていました。
人が集うことの難しい時代となりましたが、それでも顔を合わせることの重要性を再認識する会になったと思います。
今から来年の総会が楽しみです。
準備などにご尽力いただいた皆様には本当にありがとうございました。
昭和史
昭和のことを流れの中で把握したいけど、どの本を読んだらいいかと聞かれました。
どれを読んでもいいと思うのですが、たくさん読んで比較して欲しいので、でもまず一冊とするなら、
昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー) 半藤一利著
https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b160863.html
がよいかなと思います。
それなりに知識があるのであれば復習として、予備知識がないなら授業を受ける感覚で読めると思います。
読んでみるとわかるのですが、結局、昭和を昭和だけで語るのは難しくて、大正、明治…と、歴史は流れているということを痛感させられます。
健全
不登校や引きこもりの改善にまずすべきこと。
多くの専門家の声を聞いていると、皆一様に、まず最初は、
規則正しい生活を心がけること
とおっしゃいます。
直接的に関係ないようで、実はもっとも大事なことだと強く主張されます。
確かに考えてみれば、学校に行く行かない、仕事に行く行かないの前に、人間には日々の生活というものがあります。
その生活の上に、学校や仕事もあるわけです。
そう考えるなら、まずやるべきは生活の質を見直すこと。
何か特別なことをするのではなく、決まった時間に起きて、ご飯を食べ、家の中の手伝いをし、ちゃんと寝る。
いきなり全てはできないけれど、どれか一つから始めるといいんだろうと思います。
夢
ときどき夢のご相談受けます。
良い夢や悪い夢、いろんな夢がありますが、どれも場合によってはとても深刻に受け止めてしまう方もいらっしゃいます。
人から言えば
いい夢じゃない
と思われるようなことでも、取り様によっては、
これは悪い夢だ
となってしまいます。
上手な受け止め方が人生において大事ですが、夢をどの様に受け止めるかも大事なことの一つと言えるかもしれません。
御書素読
本日は御書素読を行いました。
四信五品抄を声に出して拝読しています。
辞書には、
素読 (そどく) とは、意味を深く理解することよりも、言葉の響きやリズムを重視して声に出して読む学習法です。江戸時代から寺子屋で使われてきた伝統的な方法で、特に漢文の学習に効果的とされています
とあります。
まさにその通りで、意味をなるべく取らずに読み進めます。
大聖人様の御書は一見難しいようでも、とても丁寧に説明をしてくれています。
また意味はあとから知ることで、理解を深めることもできます。
現代の合理的な勉強法からは否定的な見られ方をするかもしれませんが、とても有意義な学びの時間となっています。
雑記
以前も書きましたが、カメラで墨書を撮影しても、なかなか雰囲気が出ません。
それは黒を色が上手く表現できないからです。
もちろんとても良いカメラを使えば、そういったことはないのかもしれませんが、素人が手に入るカメラでは限界があります。
ただ、テレビで見た墨書の作品も、実際に見ると非常に深い色合いの表現がなされていたりします。
ですから、良いカメラといえど、やはり本物にはかなわないように感じます。
印刷などは、さらにそれがいえるようで、どうしても黒の締まりを表現するために黒の階調を捨ててしまうことがあるからです。
ある論文を読んでいると、驚くような発見を論じてくれているのですが、それも著者が本物を実見したことによるからだそうで、とにかく機会があれば本物を見ることを心がけることが肝要だと教えてもらいました。
「死」って,なに? ~かんがえよう,命のたいせつさ~
下記の絵本を読みました。
「死」って,なに? ~かんがえよう,命のたいせつさ~
https://common.bunkei.co.jp/books/3670.html
死について、とても分かりやすく、そして、考えることを促してくれる作品です。
死を語る難しさは身をもって感じていますが、こうやって真正面から語る勇気を持つのは本当に難しいことだと思います。
外国の作品ですが、1998年に翻訳版が日本で発刊されています。
これからの日本においてこのような作品は作り出されるでしょうか。
最近のご意見