御経日

本日は、12月度の御経日を奉修しました。

朝は冷えましたが、御参詣の皆様と謹んで先祖諸精霊の追善回向を申し上げました。

御参詣誠にありがとうございました。

法話では、南条殿御返事についてお話しをしました。

不妄語戒について説かれた御書です。

その中で普明王の故事(釈尊の本生譚)が示されます。

釈尊の本事因縁譚の一つに説かれる王。『大智度論』巻四などによると、普明王は園林に遊んだ時に班足王に捕らわれ、他の九九九人の王とともに首を斬られようとしたが、その時に激しく悲嘆した。班足王がその理由を問いただしたところ、普明王は「死は恐くないが、今朝国を去る時に一人の沙門に布施を約束したので、それを果たせずに不妄語戒を破ることが悲しいのだ」と答えた。これを聞いた班足王は感じるところがあり、七日間斬首を延期して王を帰国させた。普明王は国中の沙門に施行をおこない、位を太子に譲って、七日目に班足王のもとに赴いた。班足王はその正直さに打たれ、邪見を改めて正法に帰依し、普明王だけでなく他の九九九人の王をも釈放したという。

御書システム辞書より

一説には太宰治の「走れメロス」のもとになった話だと言われています。

このように嘘の無い世界は、今世にはなかなかないのであって、真実が説かれた法華経に縁ができたことは、誠に有難く、虚構に惑わされそうになったときは、お題目に立ち戻ることを心掛けていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA