宅御講

法眼寺では、宅御講を行っています。
昨日は、遠方のお宅での宅御講でしたので、
途中で信徒を迎えにいって、道中様々な話をしながら、
お宅に向いました。

宅御講は、勤行唱題の後、法話を致します。
最近は参加者と一緒に御書の拝読を少しずつ続けています。
現在の拝読御書は『報恩抄』です。
難しい表現なども多く、説明する方も話が行ったり来たりするのですが、
皆さん我慢して良く聞いてくれます。
その信心姿勢に本当に頭が下がります。

昨日は、「報恩」ってなんだろうかと議論になりました。
世間的な報恩と、大聖人様の仰せになる報恩は違います。
仏様の教えに真摯であること、信心をするものに誠実であること、
その貫き通す姿勢は、ときに師の言葉に逆らい、親の想いにそぐわないことも
あります。
それでも、仏教者として仏様に真に向かい合われることが、
一切衆生に対する報恩になるのだという大聖人様のあり方を、
私たちはどのように受け止めていけば良いのか。

議論する中で、それぞれ納得したり納得しなかったりしつつ、
自分の信心を整えていってくれています。

その他にも、現在の世相をにぎわすニュースなどが取り上げられ、
それぞれの意見を聞きながら、どのように受け止めていくか、行動していくか、
などが議論されたりもします。

ニュースや報道は、一方的に流されるだけで、その後のことはほったらかしです。
恐ろしい事件、病気、自然災害など、
不安にさせるだけさせておいて、私たちの心の行き場なんて関係ありません。
ですから、参加者からは不安な気持ちなどが吐露されることもしばしばです。
参加者同士で話し合いを繰り返す中で、理解を深め、考えを新たにしていっています。

宅御講は、現在のように人間関係が希薄になった世の中にあって、
とても素朴で、しかり有意義な時間です。

参加を希望される方は寺院までご連絡ください。

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