雑記
以前も書きましたが、カメラで墨書を撮影しても、なかなか雰囲気が出ません。
それは黒を色が上手く表現できないからです。
もちろんとても良いカメラを使えば、そういったことはないのかもしれませんが、素人が手に入るカメラでは限界があります。
ただ、テレビで見た墨書の作品も、実際に見ると非常に深い色合いの表現がなされていたりします。
ですから、良いカメラといえど、やはり本物にはかなわないように感じます。
印刷などは、さらにそれがいえるようで、どうしても黒の締まりを表現するために黒の階調を捨ててしまうことがあるからです。
ある論文を読んでいると、驚くような発見を論じてくれているのですが、それも著者が本物を実見したことによるからだそうで、とにかく機会があれば本物を見ることを心がけることが肝要だと教えてもらいました。
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