五逆
昨日に引き続き仏教でいうところの悪人は五逆をおかすものであるともいわれています。
五逆は五逆罪ともいって、小乗の五逆や大乗の五逆などいつくか説がありますが、
父を殺し、
母を殺し、
阿羅漢を殺し、
仏身より血を出し、
和合僧を破る
の五つの罪が有名です。
ここでも殺害の罪に並んで破和合僧、つまり集団を乱すものに対して厳しく相対する姿がみえます。
これは決して全体主義をすすめているのではなく、意味も無く集団を惑わす行為を戒めているのです。
修行というのは一人ではできませんから、集団となることが不可欠です。しかし集団には良い面と悪い面があります。
ですから仏教では集団における訓戒というのが多くあり、この破和合僧なども五逆の中でも最も善くないものであるとされるのです。


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