盂蘭盆会法要 14日

本日も引き続き盂蘭盆会法要を奉修しました。

今日は久しぶりに朝から曇りで暑さも和らぎました。

参詣の皆様と共々に先祖諸精霊の追善回向を申し上げました。

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「哲学と宗教全史」(著出口治明)に下記のようなことが書かれていました。

一方宇宙については、宇宙物理学者の吉田直紀さんの著書『宇宙137億年解読』に次のようなことが書かれています。
吉田さんが宇宙の構成を表す数式を使用して、コンピューターシミュレーションをやってみたところ、どうしても今の宇宙の形にはならなかったそうです。そこでアトランダムに、いくつかの「ゆらぎ」を入れてみると、今の宇宙に近い形が出来たそうです。複雑で難解な理論ですが、ビッグバンによって誕生した宇宙は、現在もなお、変化を続けていることを指摘しています。

https://www.amazon.co.jp/哲学と宗教全史-出口-治明/dp/4478101876

この「ゆらぎ」、昨日書いた人間の感情にもゆらぎがあってその統一感の無さが適応能力を高めたということに通じるなと感じました。

宇宙を生命と捉えるとき、やはり偶然性とかゆらぎなどが新たな動きを生み出す、またはあらたな生命と呼ばれるものを生み出すことがあるということでしょうか。

ちなみに、仏教にもこのゆらぎが本来はあると思っています。

明治以降に西洋の学問体系が流入し、その結果各宗派の教義が体系化されていったのですが、それによってこのゆらぎがなくなってしまったように思うのです。

そのゆらぎは確かに信仰者とするとつかみきれないものとなって、全てを言語化するという行為からは遠くなってしまうのですが、しかしそのゆらぎの部分、言語的に説明できないような幅のようなところに、仏教の奥深さがあるのではないかと思うのです。

そういったものを少なくとも江戸時代までの仏教者は感覚的につかんでいたのではないでしょうか。

こちらに関しては、もっと深めた上でまた書きたいと思っています。

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