御経日
※新型コロナウイルス感染拡大防止と参詣者の健康管理のため法眼寺では対策を行っています。詳細は直接寺院までご確認ください。
昨日、御経日を謹んで奉修し、願い出のありました先祖諸精霊の追善回向を
心より申し上げさせていただきました。
法話はプリントを配布いたしました。
下記がその内容です。
新型コロナウイルスが速やかに沈静化することを心よりお祈りしております。
【ひとこと法話】 令和二年三月
笑める姿にて
今回の新型コロナウイルスには随分と悩まされています。法眼寺でも対策を取っていますが、なにせ相手が見えないものですから、どこまで対策して良いものやら…。あまり過剰にならず、心持ちを適切な状態に保っていくことも大切だと思います。昨年から、消費税の増税などもあり、そもそも自然災害なども続いておりますから、世相の乱れも大変ひどいものとなってしまっています。
私たちの人生にはいろいろなことがあります。良いときもあれば、苦難のときもある。良いときは、楽しく過ごせば良いのですが、苦難の時をどう乗り越えていくかというのは人生においてとても大切なことです。
日蓮大聖人様の檀越(信徒)に池上宗仲(むねなか)・池上宗長(むねなが)という兄弟がいました。此の二人の兄弟は、大聖人様の信仰についていたのですが、父親は、当時の権力者の意向にそって自分の信仰を決めていました。父親は、兄弟の将来の出世などを考え、自分の信仰につかせようとするのですが、兄弟は従いません。そのために、兄は勘当されたり、兄弟共に苦難の時を過ごすのですが、最後には父親も兄弟の信心を理解し、一族郎党が大聖人様の信仰につかれたと伝わっています。
その池上兄弟が非常に苦難の時を過ごしていたときに、大聖人様は様々にアドバイスをされながら兄弟を導いておられます。皆に理解をされないからといって姿・振舞が乱れてはいけない、人を憎むような様子を見せず、偉そうな態度をしないようにしなさい。そして、
「常に笑める姿にておわすべし。」
と仰せになられています。「常ににこやかな様子でおられるのがよいでしょう。」という意味です。苦しいときだからこそ、にこやかにしていなさい。有難い御教導です。
私たちは笑顔でいることをついつい忘れてしまいがちです。特に、今のように世相が乱れているときは、下を向いて、眉間にシワがよってしまいがち。そのようなときだからこそ、笑顔を忘れず過ごしていきたいものです。
不安な時だけど、あんまり暗くはならないで。
にこやかに、にこやかに。 合掌



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