ごちそうさまはいらない

最近、あるところで

代金を払ったのだから「ごちそうさま」はいらない

ということを聞きました。

契約という意味では

客→代金を払う

店→食事を提供した

これで以上だということのようです。

一方、

ごちそうさまを言うのはは礼儀だ

という意見もあります。

合わせて、情の部分もあると思います。

本当に美味しかったのだから、ごちそうさまというのは、心があらわれたもの。

情がある人間の心の声が、ごちそうさまという言葉になってお店に伝わるという面もあると思います。

お店側もお客さんに

「ごちそうさまと言え」

とは言わないわけですから、そういった挨拶は、情の行き交うものであって、あまり礼儀っぽくなっても堅苦しくなるだけのようにも思います。

江戸時代には、たとえば、建物を普請する際には、その家の旦那が職人を雇います。

そして、職人の仕事を観て、その職人の仕事の値を決めていたそうです。

それができなければ旦那とは呼ばれない。

仕事の上手い下手を判断できる人が旦那と呼ばれる、ということがあったそうです。

食事をして、店から示された代金の中でしかそのお店の仕事を判断できない人は、江戸時代からいえば、旦那と呼ぶことはできないでしょうね。

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