お言葉21「そのもの」
深谷に開敷せる花も中道実相の色を顕はし、広野に綻ぶる梅も界如三千の薫りを添ふ。言語道断心行所滅せり。
『聖愚問答抄』
一度自然に入れば、花の姿に中道実相があり、梅の香りに一念三千を感じる。
素晴らしきその姿に実相を観ずることは、言葉で足りない、心でも捉えることができない。
言葉は万能か?思慮はどこまで届くのだろうか?
試行錯誤の中で、言葉や思慮が行き渡らないことを受け止めたとき、
その先の表現に、人としての価値を見出すことがある。
それはただの表現ではなく、もっと自然に近いものなのかもしれない。
深谷に開敷せる花も中道実相の色を顕はし、広野に綻ぶる梅も界如三千の薫りを添ふ。言語道断心行所滅せり。
『聖愚問答抄』



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