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マナビバ

本日は、マナビバでした。

マナビバでは、法華経を参加者と一緒にじっくり学んでいます。
教は妙法蓮華経法師功徳品第十九を学びました。

法師功徳品では、五種法師(受持、読、誦、解説、書写)の修行をおさめたものが、
得られる六根(眼、耳、鼻、舌、身、意)清浄の功徳について説かれています。
功徳と一言にいっても大変なもので、眼だけで1200の功徳があると
説かれます。
あまりに多い功徳で、正直これらをどう扱えるのか…。
結局、自分自身が修行によって整えられていなければ、莫大な功徳も
何にもならないのです。
また、六根清浄といっても、
「父母からいただた肉眼をもって」
と説かれているように、あくまで現身に具わるものであることも忘れてはならないようです。
飛躍しすぎてしまわないように、現実を直視して仏道修行に励むことが大事です。

大聖人様は、五種の修行の中で、受持を根本とされました。
まずは大切に南無妙法蓮華経を受持することを修行の根本としましょう。

マナビバの参加者からは様々な質問が出されたり、意見が出されたりと
中身の濃い時間となりました。

特に功徳とは何だろうかという話の中では、現世利益的な功徳ではなくて、
今あることの有り難さを御本尊様に感謝する功徳の捉え方を大切にしていきたいと
確認しあいました。

マナビバは、毎回有意義でとても楽しい時間を過ごしています。

マナビバ

今日は、マナビバが行われました。
台風が近づき、大雨になるなか、参詣は難しいかなと思っておりましたが、
自転車で参詣された方もおられまして、
座を囲みながら、みんなで学びました。

前回の宿題の答え合わせから始めたのですが、そこで質問がありまして、
「勉強してもなかなか頭に入らない」
とのこと。

よくわかります。
なかなか頭に入ってこないのですよ。
また理解したと思ったら、すぐ忘れてしまったり。

私も、ある御書を詳細に読み解いていこうとしているのですが、
とても単純な事実に気付くのに、一ヶ月近くもかかりました。
その間、毎日毎日解説書と読み比べたり、御書を読み返したりを繰り返しました。
気づいたときには、やったと思っても、冷静になってみれば、
こんなことに一ヶ月も…、自分はなんて愚かなんだ…、
とつくづく思いました。

ということで、人それぞれ理解するペースがあると思います。
ゆっくりみんなで法華経を読み解いて行きましょうと確認し合いました。

皆様台風には十分に気をつけて下さい。

 

マナビバ

昨日、14時よりマナビバが行われました。

今回は方便品の後半部分です。

方便品は大切なことがたくさん説かれていて拝する度に気付く点があるのですが、
その一つに、三止三請という教えがあります。

これは舎利弗が釈尊に教えを説いて欲しいと願うのですが、
釈尊はそれを三度制止します。

それでも舎利弗は釈尊に願い出て、真の教えを説いていただく。

これは教えを聞く側の姿勢を説かれています。
聞いてあげるから教えてくれ、
聞いてやるから説いてくれ、
これでは何も受け取ることはできません。

自らが心身とともに答えを望む状態にしてこそ、
教えは身に入ってきます。

便利になったこの時代、
こういう姿勢で教えを求めることができるでしょうか。

次回のマナビバは12月を予定しております。

 

マナビバ

本日、14時からマナビバが行われました。

今回はご案内の通り、法華経を一緒に読む、ということで、
方便品について、実際に書き下し文と現代語訳を照らし合わせながら、
お話をしていっています。

今日は、一大事の因縁のところまでお話をしました。
次回は開示悟入の説明からです。

このあたりはとても読み応えがあるし、法華経の奥深さを感じる場面でもあります。

五千人の聴衆が立ち去るのを黙認する釈尊の姿には、
いろいろ考えさせられます。

ということで、次回は十月の第三土曜日に予定しています。
続きでお話していますが、初回の方でもわかる内容だと思います。
気軽にご参加ください!

 

マナビバ

昨日、14時からマナビバが行われました。参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

今回は、前回の序品の宿題の答え合わせと方便品の概要についてお話しました。
宿題の方は、全部パソコンで打ちなおして持ってこられるほど気合の入った方もおられました。

方便品は、様々な教えが詰まっていて、この方便品を十分に読み解くことができると、
前半迹門の大部分を理解を持って読んでいくことができます。
ただし、なかなかに難しい…というか到底行き着くことができないような境地が示されていて、
浅はかな学びでは説明などできないのですが、聴聞者の皆様も高いハードルにしっかりと向かい合って、
学ばれています。

この方便品でいいますと「一大事の因縁」という教えがでてきます。
これは仏さまが何故にこの世にお出でになられたのか、
その因縁を仏さま自身が明かされます。
この教えを聞くこと、あぁ仏様に巡りあえたことは、本当に有難いことなんだと気づかせてくれます。

方便品は長い章ですが、楽しく学んでまいりましょう!

 

マナビバ

昨日、10時と18時よりマナビバが行われました。
今年一番の寒さの中、ご参加いただきました皆様には、
本当にありがとうございました。

内容としては、ジャータカの話から、慈悲の「悲」についてお話しました。
小慈小悲は私たち衆生の慈悲。これは可愛そうだとか手を差し伸べてあげたいと思うだけ。
大慈大悲は仏の慈悲。思うだけではなく、側にあって本当に手を差し伸べ導いてくれる。
私たちはなかなか大慈大悲の行いはできません。どうしても自分が優先してしまいますから。
それでも、仏様の振舞を学ぶ中で自分が少しでも真似ることができることを、1つずつ行っていけば良いと思います。

何かしたい…と思うだけではなくて、一つでも実践。一歩とは言わず半歩でも良いから踏み出してみましょう。

《一言》

寒い!

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この辺りでは珍しく、雪もパラパラ。
明日からはこの寒さも緩むそうですが、本当に寒い数日でした。

皆様大丈夫ですか?お題目を腹の底から唱えて、心も体もポカポカにして、元気に冬を乗り越えましょう!

 

マナビバ

本日、10時と18時から、マナビバが行われました。

盆明けにも関わりませず、ご参加いただいた皆様には、
本当に有難く、嬉しく思いました。

今日は、ジャータカの話から、物事の捉え方見方について考えてみました。
人は自分の考えにこだわるのはもちろん、見方捉え方にもとても執着してしまいます。
その結果、ものごとの本質は見えないどころか、まわりまで見えなくなってしまい、
今自分がどこにいて、何をすべきかがわからなくなってしまいます。

仏様の教えの中には、一水四見(いっすいしけん)というものがありますが、
一つの水でさえも、捉える生命によって変わってしまうのです。

私たちはもちろん仏様の眼のように物事を見ることができればよいのですが、
なかなかそうあるのは難しいものです。

ですから、仏様に向かい合って、心を整え、仏様を通して物事を見ていくことが
大切であるのです。

今の時代は、私たちの目を惑わすものがたくさんあります。
そんなものに心を奪われないように、やはり信仰の力が必要とされる時代だと思います。

 

《一言「暑い」》

毎回ここで、暑い暑いばかりいって申し訳ないのですが、
やはり暑い毎日です。

とはいえ、熱い夏期修養会が近づいてきました。
参加人数は…ちょっと少ないですが、
みんなとしっかり楽しんで、仏様の慈悲を身に感じていきたいと思っています。
準備が間に合うかな…。頑張ります!

ところで、先日、盆前にご参詣された方が、このサイトをとても良くチェックしてくれている
とご本人からお聞きしました。
ありがとうございます!本当にるうれしいです。
ぼちぼちの更新ですが、少しでもお寺の様子を届ければと思っています。
ご主人によろしくお伝え下さい!

 

マナビバ

投稿できてなかったようで、ご報告が遅れましたが、
今週水曜日、10時と18時からマナビバが行われました。

足元の悪い中大勢のご参加を賜り誠にありがとうございます。
前回に引き続き一般の方のご参加もございました。
素直にうれしい!
っということでいつも以上に力を入れて話しましたら、
とりとめのない内容になってしまい申し訳ありません。

今回もジャータカから、夫婦間のお話をしました。

夫婦の長続きのひけつは、

いつも向き合っているのではなく、
いつも同じ方向をむいていること

だそうです。
なるほどなぁと思います。
ですから、御本尊様にむかって夫婦一緒に手を合わせることができるということは、
幸せなことですね。

それから、今回はガザ地区進行に関してもお話しました。
戦争や土地の奪い合いのために宗教さえも利用してしまう人間の愚かさ、
すくなくとも私たちはそのような信心にならないように気をつけなければなりません。

窓に張り付いて涼むカエル

窓に張り付いて涼むカエル

暑いですね!あんまり暑いからカエルも窓の金属の部分に張り付いて涼んでいるようです。

この子、去年もいたような…。涼しい場所を知っているみたいですね(笑)

 

 

 

 

6月度マナビバ

17日の10時と18時より6月度のマナビバを開催しました。

本日一般の参加者三名がいらっしゃいました。

内容はジャータカ、釈尊の過去世のお話を中心にしました。
その中で、信仰の一つのあり方に、予防というものがあるということを述べました。
現在の信仰の姿は、ほとんどが治療のようなものに重きをおいています。
しかし、信仰には予防という一面もあります。

つまりは、今世は悩み苦しむ時代。今は良いと思っていても、いつ訪れるかわからない苦の連鎖。
それを乗り越えていくために、日頃から体力をつける、つまり予防を心がける、
大切なことであると思います。

みんなで終了後、その予防のあり方についてもお話がありました。

一般の参加者の方からも、元気でお寺に参詣できることは素晴らしことだとの言葉を頂きました。

他の話でも随分と盛り上がり、時間があっという間に過ぎて行きました。
素晴らしい時間でした。マナビバを初めて良かったなぁと思います。

是非皆様もご参加下さい!

マナビバについてはこちらを 御覧ください♪