同じはぢなれども今生のはぢはもののかずならず。ただ後生のはぢこそ大切なれ。
「寂日房御書」
人は今を生きている。
その今とは、過去現在未来につながっている。
今という一瞬は永遠である。
その今を生きる恥にとらわれて、未来に積み重なる恥に目をつぶってはいけない。
同じはぢなれども今生のはぢはもののかずならず。ただ後生のはぢこそ大切なれ。
「寂日房御書」
仏になる道は、必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候。
『佐渡御勘気抄』
仏教を信ずるもの、何となくとも成仏を目指す。
成仏の道は厳しきもの。
命をかけるだけの覚悟は必要である。
何かを成し遂げたいと思うのなら、
それ相応の覚悟が必要である。
仏になる道は、必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候。
『佐渡御勘気抄』
本より学文し候ひし事は仏教をきはめて仏になり、恩ある人をもたすけんと思ふ。
「佐渡御勘気抄」
世間の親はこのように言う。
「勉強しなさい!あなたのためにいってるのよ!」
子どもは思う。
「自分のため?何が?どこが?」
実感はわかない。
子どもにはこのように伝えるべきなのではないか?
「学びなさい。きっとその力は他人を幸せにするのよ」
仏道修行も同じであろう。
成仏の先にあるのは、自他共救われんと願うことである。
本より学文し候ひし事は仏教をきはめて仏になり、恩ある人をもたすけんと思ふ。
「佐渡御勘気抄」
幼少の時より虚空蔵菩薩に願を立てて云く、日本第一の智者となし給へと云云。
『善無畏三蔵抄』
日本第一の智者。
常人ではなかなか思い描くことができない志である。
他人は、
「そんなことは無理だろう」
というか。
「良い志ですね」
と言葉だけで無関心か。
いやいや、他人は関係ない。
達成できるかできないかは問題ではない。
志を立てるか立てないかが課題である。
幼少の時より虚空蔵菩薩に願を立てて云く、日本第一の智者となし給へと云云。
『善無畏三蔵抄』
本日、13時より本年はじめの御講が奉修されました。
正月に引き続き深信の御参詣を賜り誠に有難く思う次第です。
《法話》
毎月の御講は日興上人の御生涯に関してお話をしています。
本日は、日興上人のご消息からお人柄を考えてみました。
厳しくも優しく、慈悲深いお姿を拝すことができました。
お配りしているプリントは、寺院においておりますので、
ご自由にお持ち帰りください。
《一言》
昨晩から雪が降りました。
朝には一面雪景色。
たまに降るから綺麗なんですよね。
昼には溶けました。
有難いことです。
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