本日は五月度御経日を奉修しました。
あいにくの雨模様でしたが、深信の御参詣を賜り誠に有難う御座いました。
御参詣の皆様と共々に先祖供養を申し上げました。
法話では、三三蔵祈雨事についてお話をしました。
冒頭には、
木々を育てるにも支えがいる。大きな木でも倒れることがある。人も弱きものも支えがあれば倒れることはない。強そうな人でも支えがなければ倒れる。
と御教示があります。
世間では、強い、弱い、賢い、愚か、豊か、貧しいなどが物差しになります。
しかし、大聖人様はそういった物差しではなく、信心の厚簿によって判断されます。
たとえ弱くてもいい、支えになるものを確かに持って生きていけばいい。
こんなに心があたたまる御教示はありません。
本日は御経日を奉修しました。
お彼岸に引き続き、先祖諸精霊への追善供養におつとめいただき本当に有難く思う次第です。
法話では曾谷入道殿許御書についてお話しをしました。
大変長い御書であり、また消息文ではありますが、その大部分は重大な法門がいくつも示される、大切な御書になります。
全ての内容をお話しすることはできませんでしたが、なぜ今の時代にお題目でなければならないのか、またそのお題目をどのように弘めていくかについて御教示成られている部分を重点的にお話しをしました。
不軽菩薩のように強いて教えを説き聞かす。
不軽菩薩は強制的に信仰につかせるようなことはしません。
ですから、この強ひては、強い気持ちをもって、しかし、不軽菩薩のように柔和忍辱、慈悲の姿勢で人々を導くということを意味しています。
相手を屈服させたり、論破することが末世の弘教の目的ではないことを忘れてはいけません。
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今日は、春というよりはもう初夏のような暑さになりました。
良い季節になってきましたが、急な冷え込みには気を付けてお過ごしください。
本日は御経日を奉修しました。
昨日までの雨が嘘のように快晴となりました。
御参詣の皆様とともに、先祖諸精霊へ 謹んで御回向を申し上げました。
法話では、「會谷入道殿御返事」についてお話をしました。
御経文の一字一字は御仏であるという御教示と、境界によって物事の見方、とらえ方がかわることが示されます。
現代は目がとても重要視される時代です。
しかし、私たちは目以外の感覚器でも世の中をとらえています。
そのことを忘れて目ばかりで世の中を見るとかたよったとうえ方になってしまいます。
目以外の機能をもって大事にしてほしいですし、心で受け取めることをもう少し意識してほしいと思います。
本日は、御経日を奉修しました。
朝からあいにくの雨模様でしたが、深信の御参詣を賜り誠にありがとうございました。
二月は行事の多い月になりますが、まずは御経日を皆様と奉修できましたことを誠に有難く思う次第です。
法話では四条金吾殿御返事についてお話しをしました。
此経難事が示された御書です。
何事も継続が大事であるのは誰もが知っていることです。
知っているのですが、大事な時に忘れてしまうのが人間の性でしょうか。
憶持不忘。
受けるはやすく、持つはかたし。
日々の生活でも反省させられる御教示です。
法華経には、この経を持つことが難しいということが何度も何度も示されます。
大事な時に大事な法華経を忘れてしまわないように、日々の中での法華経を意識していくようにしましょう。
本日は御経日を奉修しました。
寒さが厳しい中、御参詣をいただき誠にありがとうございました。
ともどもに先祖諸精霊の追善回向を申し上げることができました。
本日の法話は春之祝御書についてお話しをしました。
宗祖は精霊にも法門を聴かせてあげたいと仰せになられています。
法門は生きているものだけのものではなく、生死を越えたところに展開されるものであることを示している御教導であると思います。
勤行唱題にしても、自分の為だけでなく、常に他者も、また精霊にも届いていると思って、つとめなければいけないと思います。
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あっという間に12月です。
気忙しくならないように、気忙しくならないように。
本日は、御経日を奉修しました。
御参詣の皆様と共々に先祖諸精霊の追善回向を申し上げました。
御参詣誠にありがとうございました。
法話では、強仁状御返事についてお話しをしました。
強仁という真言宗の僧侶から届いた宗祖を批判する書に対して書かれた御書です。
宗祖はあくまで公場対決にて法論することを求められました。
それは無闇に争いを生み出さないこと、また法論を私的なものでなく、公的なものへと質を上げること、名誉を求める勇み足の人間を正すことなど、いろいろと理由は考えられます。
こういった御書を拝読すると、世間の宗祖に対する苛烈なイメージに反して、非常に冷静に、かつ公平な姿勢を拝することができます。
非常に興味深い御書です。
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秋らしい日が続いて嬉しいです。
〇〇の秋に何か取り組めたらいいなと思います。
思っている内に秋が終わりそうですが…。
本日は、御経日を奉修しました。
彼岸会に引き続き御参詣を賜り誠に有り難く思う次第です。
御参詣の皆様と各家先祖諸精霊へ謹んで御回向を申し上げました。
法話では「九郎太郎殿御返事」についてお話しをしました。
九郎太郎は南条兵衛七郎の親類にあたるとされる人物です。
本抄の中では、南無妙法蓮華経こそ成仏の種であるとの御教示があります。
せっかく仏教を信ずるのであれば、もっとも素晴らしい教えを信じれば良いではないか。
そう語りかけたのが先の南条兵衛七郎殿にあたえた「南条兵衛七郎殿御返事」でした。
その南条兵衛七郎を手本として九郎太郎も信仰に励まれていたのだと思います。
信仰をするしないに関わらず。誰しもが頼りにするもの、すがっているものがあります。
信仰なんて弱い人間のするものだと言われるかもしれません。
そう思うなら思って頂いても良いと思います。
でも、たとえ弱い人間でも杖を頼りにすれば、険しい道を歩むことができます。
どんな強い人間でも躓けば、立ち上げることは難しいものです。
その杖を確かなものにする。
それが私たちにとってお題目の信仰です。
せっかく得た値い難き仏法ですから、大事に大切に行じていきましょう。
本日は御経日を奉修しました。
雨が降り、足下の悪い中御参詣をいただき誠に有難く思う次第です。
御参詣の皆様と謹んで追善回向を申し上げました。
法話では、「異体同心事」についてお話をしました。
法華経にも「一心欲見仏」とありますが、心を一つにして励むことは何よりも大事なことです。
人数の多い少ないに関らず、心を一つにすること。
また、自分の心を一つにすること。
ことが上手くいかないとき、異体同心であるかそ確認することが大事です。
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また今日は関東大震災から100年でした。
御塔婆を建立し、謹んで御回向と申し上げました。
関東大震災についてはまた書きます。
本日は御経日を奉修しました。
朝からとても暑くなりましたが、御参詣の皆様と謹んで先祖諸精霊の追善供養を申し上げました。
法話では富木殿御書についてお話をしました。
本抄は文永11年5月17日に認められた御書です。
この年の2月に、佐渡流罪中であった宗祖のもとに赦免状が届きました。
佐渡から戻られた宗祖は幕行に対して国家諫暁を行います。
その後、身延入山となりますが、その身延に入られた5月17日に富木殿に手紙を送られています。
本抄は2通りの解釈があります。どららの解釈によるかは、人それぞれ読みこみ方によって違うかもしれません。
いずれにしても逆境をチャンスにかえる宗祖のダイナミックさを思います。
私達はたとえどんなに苦しいことがあっても、それでも歩む道はあるのだと信じることが出来る強さを御一生から学ばさせていただいでるのです。
本日は、御経日を奉修しました。
足下の悪い中、御参詣をいただき、誠に有り難く思う次第です。
共々に各家先祖諸精霊の追善回向を申し上げました。
今日は「法華行者値難事」についてお話しをしました。
法華行者値難事の追伸には、法門をよく受け止め、檀越同士で語り合い、後生を願っていきなさいと大聖人様は御教示です。
この語り合いというところが実に大事なことではないかと最近改めて思います。
一人信心では、曲がった方向に信心がいってしまうこと。
互いに学びあい、励まし合い、語り合い、信心を深めて行きなさいという大聖人様の御教示は、今人と人とのつながりが薄れてしまっている私たちにとってとても重大な意味をもつと思うのです。
もう一度つながりを取り戻していかなければいけないと思いますし、そのつながりの大切さに今一度気付きを得ることが必要です。
これからの行事法要の中でも、語り合いの場を多くしていき、つながりを深めていきたいと思っています。
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