明日の法話を準備していて以前に質問いただいた質問を思い出したのですが、転重軽受法門という宗祖のお手紙の中で、与えられた檀越の名前が、
大田左衛門尉・蘇谷入道・金原法橋御房
とあります。
この蘇谷入道は曾谷入道さんのことですか?
という質問でした。
これは曾谷入道さんのことです。
宗祖の時代は、文字の表記よりも音として伝わることが大事なため、漢字と音のつながりが厳密ではありません。
ですから、富木さんは、土木さんや富城さんの表記が見られます。
面白いですね。
本日は寺院清掃でした。
朝はとても冷え込みましたが、時間が経つほど日差しがとても暖かくなってきました。
ポカポカの陽気の中で清掃ができ本当に有難く思いました。
お忙しい中、ともに清掃に励んでくれた皆様、本当にありがとうございました。
清掃終了後、先日準備した門松を崩した竹の鉢にお花を植えました。
とっても丁寧に植え付けてくれました。
お花ももう少しで咲きそうです。
気付くとあちこちに新芽が芽吹いています。
もうすぐ春ですね。
門松に使用した竹を今年も花を植える鉢にするために細工をしました。
写真で見るとずいぶん綺麗に見えますが、とても雑な仕事です。
ノコギリで切れ目を入れて、ノミで穴を開けました。
また底面にはドリルで水捌けをよくするための穴を開けています。
明日が寺院清掃なので、みんなとお花を植えようと思います。
割ってしまった陶器の鉢がいくつかあって、このままでは勿体無いなと思っていました。
最近割れた鉢は陶器用のボンドでくっつくということを知ったので、試してみました。
https://www.bond.co.jp/bond/detail/001329001845/
こちらのボンドです。
びっくりするくらいくっつきました笑
これでまだまだ使えそうです。
読めなかった字です。
逓減
ていげん
と読みます。
意味は、次第に減らすこと、減ること、という意味のようです。
逓増は、逆で次第に増えることです。
保険や金融などでも使用される用語のようです。
統計を調べる中で出てきた言葉でした。
文章を書くにあたって参考にしたのが下記の本です。
資料に乏しい時代にあって、人口をどのように推測していくかというのがとても興味深かったです。
また人口を調べる過程で江戸時代の婚姻や出生の状況なども見えてきて、その様子は想像する江戸時代の様子とはずいぶん違いました。
離婚率の高さなどは意外にも流動性のある社会であることが関係していて、住民が土地から動かないと思っていたものとはずいぶんと違う実像でした。
本日は誓願題目講を奉修しました。
ここ数日、毎日雨が降っていますが、深信の御参詣を賜り、1時間の唱題行につとめることが出来ました。
本当に有難う御座いました。
勤行はいつも誰かが聞いていると思って励みなさいと教えられます。
題目に対する覚悟が無いと声が小さくなってこり、ふにゃふにゃした勤行になってしまいます。
とにかく毎日の勤行をたとえ一人でやっているとしても、誰かに聞かれていると思ってつとめましょう。
題目講終了後、お茶を飲みながらこれまでの歩みを振り返る場面がありました。
いろいろなことがありましたが、皆様の支えのおかげで現在がありますし、紆余曲折には、それぞれに意味があったのだと痛感しています。
今日は総代さんと先日の机にニスを塗りました。
まずはヤスリがけ。
オービダルサンダーでヤスリをかけました。
ご信徒の大工さんがどんな道具よりもサンダーをまず買いなさいと教えてくれました。
マルノコやドリルじゃないんだと思いましたが、購入して分かりました。
サンダーがあるだけで、仕上げが全く違います。
ということで、今回も大活躍のサンダーです。
続いてニス塗りです。
水性ニスを二度塗りしました。
綺麗に仕上がったと思います。
宗教は必要ですかという議論はわりと昔からあるようです。
この議論、あんまり意味の無いことだと思います。
だって必要な人には必要だろうし、不必要な人には不必要だろうと思うからです。
何を当たり前の事を言っているかと思われるかもしれないのですが、逆にいえば、何を当たり前の事を聞いてくるんだと思うわけです。
私たちは目に見えない存在を感じる生き物です。
それは心や絆にはじまり、人によっては霊的なものであったりもするでしょう。
その目に見えない存在をどう捉えるかが、どう生きるかに大きく関わってきます。
そのどう捉えるかに答えを与えるものの一つが宗教であり、信仰であると思います。
世の中に人によってはその答えを宗教以外に求める人もいるでしょう。
その人にとっては宗教は不必要なものでしかないと思います。
こうやって思いを巡らしてみても、結局はまぁ当たり前の事を言っているだけだと言われれば、誠にその通りであって、つまりは、私はこの議論はあんまり意味の無いことだと思うわけです。
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