ねんごろにごせ(後世)をとぶらはせ給ひ候へば、
いくそばくうれしくおはしますらん。
『持妙尼御前御返事』(妙心尼御前御返事)
【意味】丁寧に入道殿(持妙尼の夫)の後世をとぶらわれましたならば、
故入道殿もどれほど嬉しく思われていることでしょう。
今の時代、法事の意味が変わってしまっている。
都合があるから、忙しいから、遠いから、わずらわしいから。
心が無い。
故人をとぶらうこと。
ただただ故人を想うこと。
そこに法事がある。
ねんごろにごせ(後世)をとぶらはせ給ひ候へば、
いくそばくうれしくおはしますらん。
『持妙尼御前御返事』(妙心尼御前御返事)
台風の通過ごとに少しずつ涼しくなっています。
異常な暑さが続いていましたので、
昨日短い時間ですがざーっと雨が降ってくれたときには、
本当に心の底から嬉しく思いました。
子どものように、
「雨だ!雨だ!」
と騒いでしまいました。
とはいえ、台風は甘く見るとと痛い目に合いますので、
皆様十分すぎるくらいに気をつけて下さい。
ところで、コロナ禍で定例の行事での法話は出来なくなりました。
短い時間で簡単な挨拶として法話を少ししていますが、
今までのような法話ではありません。
その代わりに法話の形式のような形でプリントにまとめて、
そちらを配布させていただいております。
それがこちらが思っている以上に皆様に好評で、
じっくり読み返すことができるの良かったとのご意見を
頂いています。
自分としては、もともと法話の際には台本(講本)を用意しているので、
そちらを配布プリントにまとめて掲載しているので、
特別なことをしている感覚はありませんが、
参詣者の皆様にとっては新鮮な受け止め方をしてくれています。
今のところ、ホームページへの掲載は予定しておりませんが、
当山信徒の皆様にはお声かけいただければ、お渡しできますので、
気軽にお声かけ下さい。
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