本日は五月度の御報恩御講を奉修しました。
あいにくの雨模様でしたが、深信の御参詣を賜り誠にありがとうございました。
謹んで宗祖日蓮大聖人への御報恩謝徳を申し上げました。
法話では浄蓮房御書についてお話しをしました。
浄土宗に対する的確な批判から、亡父への供養のあり方が示されるとても有難い御書です。
近しい人が自分と信仰を異にすることがあります。
信仰に真摯になるほど、南無妙法蓮華経を信仰してくれれば良いのに…と思います。
浄蓮坊のお父様も念仏の信仰をしていました。
大聖人様はそういう浄蓮坊に対し、
あなたとお父様は繋がっている。だからあなたが法華経の題目から得た利益は必ずお父様にも届くのだ。
と仰せになってくださっています。
信仰を異にするからつながりが切れるわけではありません。
信仰を異にしたとしても、それでもその人のことを祈るという、自分自身の信心が試されているともいえるかと思います。
本日は、御逮夜法要を奉修しました。
謹んで仏祖三宝尊へ御報恩謝徳申し上げ、宗祖日蓮大聖人への御報恩を謹んで申し上げた次第です。
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法話の中で、お話しするために「細美」について調べていました。
これは粗めの麻布を指すそうですが、もともとはかなりの上等なものであったようです。
それが時代を経るにつれて、粗い麻で色を抜いていないものをいうようになったそうです。
鎌倉時代がどうであったかはわかりませんが、時代的にはまだ高級品の部類であったのかもしれません。
下記の資料がとても参考になりました。
本日は五月度御経日を奉修しました。
あいにくの雨模様でしたが、深信の御参詣を賜り誠に有難う御座いました。
御参詣の皆様と共々に先祖供養を申し上げました。
法話では、三三蔵祈雨事についてお話をしました。
冒頭には、
木々を育てるにも支えがいる。大きな木でも倒れることがある。人も弱きものも支えがあれば倒れることはない。強そうな人でも支えがなければ倒れる。
と御教示があります。
世間では、強い、弱い、賢い、愚か、豊か、貧しいなどが物差しになります。
しかし、大聖人様はそういった物差しではなく、信心の厚簿によって判断されます。
たとえ弱くてもいい、支えになるものを確かに持って生きていけばいい。
こんなに心があたたまる御教示はありません。
本日は宗旨建立会を奉修しました。
気温がぐんぐん上がり、夏を思わせるような気候になるなか、御参詣の皆様と謹んで御報恩の読経唱題に励むことができました。
深信の御参詣誠にありがとうございました。
法話では宗旨建立の意義と、法を守り伝えることについてお話ししました。
一代五時鶏図〔本満寺本〕も取り上げ、大聖人様が図示しながら門下を教育されていった様子についても述べました。
大聖人様は依法不依人を大事とされました。
法に依て人に依らざれの精神は御生涯をかけて貫かれた精神です。
私たちもその法を学び、法を伝えていく姿勢を忘れてはいけません。
宗旨建立がなければ、今の私たちがお題目を唱えることができなかったことを思うと、この一日がとても意義深い一日であることを実感していただけるのではないでしょうか。
本日は寺院清掃でした。
毎月月末に行っていますが、今回は祝日なども重なるため本日に行いました。
雨の降る中、参加いただいた皆様には本当にありがとうございました。
いつもは手の届かないところも掃除をしていただけるので本当に有難いことです。
また終りましてから、お茶を飲みながら雑談をしました。
明治期以降の日蓮主義ともよばれる思想がどのようなものであったのかなども話し合われました。
一つの事象は、いきなり出現するのではなく、様々な影響下にあって生じてきます。
私たちは戦前と戦後や、江戸と明治などで線を引いて考えがちですが、歴史は繋がっているということを意識して、少しずつ遡って見ていくと、意外なところに原因の一つを見つけたりします。
さらに、思っていることや考えていることを話し合う中で、意外な視点に気付くこともあります。
歴史認識は単純な原因結果で語られてしまうことが多いのですが、様々な要因を様々な視点で見ていくことで、歴史に対する公平な理解もできるのではないかと思います。
本日は誓願題目講を奉修しました。
昨日の総会に引き続き、共々に唱題行をつとめることができまして、本当に有難く思った次第です。
今日は梅雨のように蒸し暑い一日でしたが、汗をかきながらしっかり唱題行をつとめることができました。
また、今日は布ゾウリ作りもしました。
使わなくなったTシャツや布などをつかってゾウリを作ります。
和気藹々といろいろな対話をしながら、
楽しい時間となりました。
履き心地もよいし、古い物を活用できます。
来月も行なう予定です。
本日は法華講総会が開催されました。
雨の中の総会となりましたが、皆様ととても有意義な時間を過ごすことができました。
勉強になることや、聞いて良かったこと、話せて良かったことに溢れた総会でした。
詳しい内容は寺報にて掲載する予定です。
諸準備にご尽力された皆様と本当にお疲れ様でした。
今から来年の総会が楽しみです。
本日は御報恩御講を奉修しました。
とても良い天気の中、御参詣の皆様と宗祖日蓮大聖人様への御報恩謝徳を申し上げました。
法話では、王舎城事についてお話をしました。
四条金吾に与えられた御書で当時起きた極楽寺からの大火について仰せになられています。
この大火の話以外にも、馬のこと、退転してしまった名越の尼のこと、四条金吾の妻のこと、真の報恩のことなど、内容は多岐にわたっています。
それだけ、大聖人様と四条金吾さんの関係性が密であったということでしょう。
また、良観房忍性についても言及があります。大聖人様の良観房に対する批判は決して感情的なものではありません。僧侶として、どうあるべきかを問うた指摘であることをふまえた上で拝読する必要があると思います。
本日は御逮夜法要を奉修しました。
もうずいぶんと日も長くなり、今日は夏日のように暑くなりましたので、汗をかきながら御報恩の読経唱題を申し上げました。
法話は王舎城事についてお話をしました。
明日も本抄について話す予定です。
「こころにひびくほとけのことば4」も無事印刷にかかることが出来ました。
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臨終を迎えた時、その人の生き様がそこにあらわれますか?
と聞かれました。
臨終を迎えるその人だけではないと思います
臨終した人を送る側の人も、送り方にその人の生き様があらわれるように思います。
送方が変わってきたのは、皆の生き様が変わってきたからかもしれません。
本日は御経日を奉修しました。
お彼岸に引き続き、先祖諸精霊への追善供養におつとめいただき本当に有難く思う次第です。
法話では曾谷入道殿許御書についてお話しをしました。
大変長い御書であり、また消息文ではありますが、その大部分は重大な法門がいくつも示される、大切な御書になります。
全ての内容をお話しすることはできませんでしたが、なぜ今の時代にお題目でなければならないのか、またそのお題目をどのように弘めていくかについて御教示成られている部分を重点的にお話しをしました。
不軽菩薩のように強いて教えを説き聞かす。
不軽菩薩は強制的に信仰につかせるようなことはしません。
ですから、この強ひては、強い気持ちをもって、しかし、不軽菩薩のように柔和忍辱、慈悲の姿勢で人々を導くということを意味しています。
相手を屈服させたり、論破することが末世の弘教の目的ではないことを忘れてはいけません。
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今日は、春というよりはもう初夏のような暑さになりました。
良い季節になってきましたが、急な冷え込みには気を付けてお過ごしください。
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