Monthly Archives: 5月 2016

雑記「もう夏ですね」

大変暑いですね。
いかがお過ごしでしょうか?
昨日は鳩があまりの暑さに、冷たい瓦チップに羽を広げてくっついていました。
その写真が上の写真です。
暑さもそうですが日差しの強さもたまらないですね。

それでも、太陽の光というのは人を元気にさせてくれるように感じます。

宗祖は、

日蓮こいしくをはせば、常に出づる日、ゆうべにいづる月ををがませ給へ。いつとなく日月にかげをうかぶる身なり。

と仰せになられています。
そうか太陽や月に宗祖を想えば良いのか、
っということは、この厳しい日差しは、怠けるんじゃないという激励か…、
と暑さのせいにして、「少し休憩を」と思う自分を誠に見ぬかれてしまったような…。

紫外線が強いですから、長くは良くないと思いますが、
良い季節ですから、お宅から一歩出てみると良いですね。
宗祖の厳しくも暖かい励ましを受けることができると思います。

 

5月度御講

8日13時より、5月度の御報恩謝徳が奉修されました。
天候にも恵まれ清々しく御報恩の読経唱題に勤めることができました。

御参詣いただいた皆様には誠に有難く思う次第です。

《法話 御入滅》

大聖人様の御一生より、御入滅についてお話をさせていただきました。
私たちは、大聖人様に直接お会いできない時代に生まれてきました。
信心をしておりますと、大聖人様にお会いしたいな、
どんなお声だったのかな、どんなお姿をされたいたのかな、
などと想像にふけり、
「あぁお会いしてみたかったなぁ」
と思ったりします。
しかし、私たちは御本尊様に手を合わし、まごころの志を示せば、
そこに大聖人様を感じることができるのです。
恐れ多くも側に感じることもできるのです。
また感じるような信心をしていかなければなりません。
滅不滅の相を表された大聖人様を見失わないように、
強盛な信心に励んでまいりましょう。

《一言》

上の写真は、近くの山から法眼寺がある方を撮影した写真です。
本当に気持ちの良い季節になりました。
最近は登山もブームで、田舎の山ですが、登山客に出会いました。
逆に山の事故も多くなっているそうです。
十分に気をつけて、良い季節を存分に楽しんでください。

ところで、最近ホームページの様子がおかしくて困っています。
ちゃんと表示されていれば良いのですが。
気づいた点などあれば、ご連絡ください。

 

雑記「こどもの日」

今日はこどもの日ですね。
最近は鯉のぼりなどはみかけなくなってきましたが、
それでも、こどもの日と聞いただけでほのぼのとします。

ところで、子育て論というのは人それぞれあって、
それで良いと思うのですが、行き過ぎたものなどを見ると、
どうも気持ちの悪さを感じてしまいます。

先日、どこかの校長が、「〇〇人産むのが…」などと、
言っていたそうですが、教育の立場におられる方なら、
自分の言っていることのおかしさに気づかれなかったのでしょうか。

子育てというのは、もちろん親が主体なのですが、
やはり社会全体で育てていくという意識は大切です。

先の校長も、
「たとえどんな立場にあっても、子どもを育てていくということもは
とても価値のあることなのだ」
と仰っていれば良かったのではないでしょうか。

今ある保育園の問題も、もっと社会の問題として、
社会全体で子育てしていくことを考えれば、子どもたちの声も、
楽しげな音楽として耳に入ってくると思います。

法華経では、仏様が、衆生を我が子のようであると、
ありがたくも仰せ下さっています。
そのような仏を私たちも目指すなら、
少なくとも目の届く範囲の子どもたちには、暖かな視線と手を
差し伸べてあげてほしいと思います。