Monthly Archives: 6月 2022

時代考証

今、下記の本を読んでいます。

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テレビのドラマやドキュメンタリーなど様々な分野における時代考証について書かれた本です。

ドラマはフィクションでしょ…とは見ることができない部分もあったりしますから、こういう分野は本当に難しいことなのだろうなと思います。

本書にこんな文章がありました。

最近は歴史ブームで、大河ドラマファンにも詳しい方がいて「日付が違う」「この人物はこの場にいなかったはずだ」等々厳しいご指摘も届きます。「大河ドラマは、NHKが絶大な権威をもって制作した、歴史の完璧な再現」と思われがちですが、遺憾ながらこれは美しき誤解です。もちろん史実調査には念を入れるものの、大河はあくまで歴史に仮託したファンタジーであって、歴史そのものの再現では絶対にありません。

そりゃそうだよなぁ、と思いつつ、こんなこと本当にあったの〜?という視点でついつい見てしまいます。

今年の大河ドラマもなかなか脚本がよくできていて、人間ドラマとして面白い部分があります。

どこまで脚色なのか史実なのかは気になるところですが、それ以上に、本当に多くの人が亡くなっていった時代なんだなと感じています。

戦国時代でもこんなに亡くならないだろう…、と感じるのです。

そして、亡くなることはフィクションではありません。

鎌倉時代がいかに厳しい時代であったかを垣間見ることができる大河になっていると思います。

はげまし

本日、遠方よりの御参詣をいただきました。

あたたかい励ましもいただき本当にありがとうございました。

なにより仏縁をいただけたことを嬉しく思いますし、仏様へ感謝を申し上げる次第です。

なにかの形で皆様のお力になれればと思っていますが、いつも皆様の方からお力をいただいていて、申し訳なくも有り難い気持ちです。

また是非お立ち寄りいただければと思っております。

今日も暑い一日でしたが、本当に良い一日となりました。

実相

実相をどう捉えるかというのは非常に深い法門なので、少しの解釈のずれによって、分かったようでも真実義から大きく離れてしまうことがあります。

ですから、実相という法門を捉える上では、なるべく飛躍した解釈は用いないで、少しずつ丁寧に解釈を試みることが重要では無いかと思います。

その上で、法師品には、

「皆実相と相違背せず」

「仏が説かれた法は、みな実相と違背しない」

とありますから、仏語をもって実相を観ていくということに挑戦し続けなければいけないのではないかと思います。

とかく、西洋の哲学などをもって、仏教を語る節がありますが、それはある意味思想の混乱のもとになるのではないかと危惧しています。

あくまで素朴かつ純朴に仏語と向かい合うことが重要と思います。

この時期は雑草がよく生えるので、雑草との根比べが続きます。

草抜きに使う道具はいろいろなものを試してきました。

さいきんまでよく使っていたのが、のこぎり鎌です。

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歯がギザギザになっているもので、雑草を抜くときに引っかかってくれるのでよいのです。

ただ通常の鎌は平べったいので、草抜きに使うと地面をこする過程で、手をケガすることが多く、そこは難点でした。

最近見つけたのはカット鎌。

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これは地面にあたる角度がちょうど良くて、研ぎながら使うと非常に扱いやすいです。

ある方にに「何の鎌を使っているの?」と尋ねられたのでちょっと紹介してみました。

よい道具があったら教えて下さい。

寺院清掃

昨日は朝から寺院清掃でした。

梅雨はどこへ行ったのかと、ただ蒸し暑いだけの気候の中、皆様には寺院外護の清掃につとめていただき、本当にありがとうございました。

お陰様でとても綺麗になりまして、御本尊様へのご奉公を申し上げることができました。

しかし、毎日暑うございます。

この暑さ、命の危険を感じます。

そこで思うのですが、子ども達が外でマスクを着けているのが大変気にかかります。

これは国がある程度強い調子ででも、マスクを外すという指示をしたほうがよいのではないでしょうか。

聞いたところによると学校によっては子ども達の判断に任せるというようなことを言っているみたいです。

もちろん子どもによってはマスクを着けておきたいと言う子もいるのかもしれませんが、それにしても、子どもが判断できるできないではなく、こんな大事な判断を子どもに任せるなんて大変恐ろしいことであると思います。

小玉スイカです。

だいぶ大きくなってきました。

トマトの方は…、今年は調子が悪いので、こちらに掲載するのは小玉スイカにしました(笑)

法華経のはなし41 五濁の時代 方便品【字幕】日・英・ポルトガル語

動画内で、「劫」の字を「却」と書いてしまっています。
正確には、旁が「力」です。
ここに訂正しお詫び申し上げます。

雑記

今年の夏至が過ぎていることを昨日教えて頂きました。

今年は6月21日が夏至であったそうです。

ニュースを見ない弊害でしょうか。あまりニュースを見ないようにしていますので、こういうときに困ります。

夏至について調べてみると、だいたい毎年21日前後が夏至にあたるようです。

そういえば、いつも21日ごろであったなと今更思います。

考えてみれば、太陽暦なのですから、誤差はあったとしても毎年同じ日になることはすぐにわかることなのですが。

よく旧暦で暦を見るので…なんて言い訳はできません。

こんなことも知らなかったけど、調べないといつまでたっても知らなかったことなので、恥をしのんでここに書きました。

明日は「法華経のはなし」の公開をします。

今最終確認中です。

今回は五濁について話します。

人間は自由の刑に処せられている

「人間は自由の刑に処せられている」

サルトルの言葉です。

自由とは何であろうか?

信心をするものにとっても考えなければならない問題です。

信教の自由によって、誰もが信じたいものを信じることができるようになった…?

未だに慣習などに縛られ、自由な信心を行うことができないかたもいらっしゃいます。

信教の自由によって、何を信じてもよくなったから、別に何を信ずるでもなくなった。

自由であることによって、信じることの大切さが疎かになったしまっています。

自由は決して侵害されてはいけません。

侵害されてはいけないからこそ、一人一人が「自由とはなんであろうか?」を考え続けないといけないと思います。

誓願題目講

本日は誓願題目講でした。
(参詣者の皆様には感染症対策へのご協力誠にありがとうございます)

大変蒸し暑い中ですが、皆様と唱題行につとめることができて本当に有り難く思いました。

よくお子さんに、

「お題目って何?」

と聞かれることがあります。

いろいろと説明して納得してくれることもあれば、納得してもらえないこともあります。

先日、お子さんが自分なりの答えを示してくれました。

「お題目は御本尊様との合い言葉だね」

いつも子ども達から多くの事を学ばせてもらいます。

もっともっと御本尊様と対話を重ねていきたいと思っています。

紫陽花

今日は久しぶりに梅雨らしくしっかり雨が降っています。

梅雨入りしてから雨が少なかったので、草花が少し弱っていましたが、この雨で元気を取り戻したようです。

紫陽花は地中の酸度によって色が変わるとのことですが、白の紫陽花はアントシアニンを持っていないので、色が変わりません。

境内には白の紫陽花もあります。

数年前から紫陽花を挿し木で少しずつ増やしています。

今年も挑戦する予定です。