Monthly Archives: 7月 2019

雑記

今年の梅雨は本当に雨が多いようで、とても久しぶりのことと感じます。
もちろん猛暑も困るので、涼しいのは嬉しいのですが、
冷夏となるとこれも困る。
「よく降りますねー」
というのが出会った人との挨拶になっています。

嫌な事件が続きます。
陰鬱な気分になり、どうしようもない無念さを感じています。
同じような思いの方から電話がかかってきます。
言葉少なく、今の思いを語りあい、共に手を合わせようと励まします。

こんな事件、二度と起きないでほしいと、何度思えばよいのでしょうか。


7月度御経日

本日、10時と18時に7月度の御経日が奉修されました。
蒸し暑い中、御参詣の皆様とお題目を唱えて、
先祖供養をつとめることができました。
誠にありがたいことです。

《法話》

シリーズ女性と御書と題して『妙法尼御前御返事』をお話しました。
大変有名な御文である、
「まずは臨終の事を習ひて、後に他事を習うべし」
が説かれる御書です。

前後の御文を拝読すると、この有名な御文がなぜ示されているのかが、
もっと深くわかってきます。

臨終の事を習う。

つまりは「生きる」ということを習う。

分けられないはずの生死(しょうじ)を
分けて捉える現代。

臨終の事を習う。

今、私たちに必要なことです。