Monthly Archives: 12月 2016

正月準備

先週より正月への準備に、御信徒の皆様が様々に活躍してくれています。
ご多忙の中、御参詣を賜り、ご尽力いただいて、
本当に有難く思っております。

img_1833

今年もいろいろなことがあって、
それでもあっという間に年は暮れていきます。

一日を大切に生きるってことは難しいのですが、
僧俗ともに精進できることは、
そういう日々の思いも忘れさせてくれます。

残すところはお餅つき。

立派な鏡餅を作りましょう!!

 

12月度御報恩御講

昨日、10時より本年最終の御報恩御講が
大勢の御参詣のもと、盛大に奉修されました。

本年も無事、お勤めすることができ、誠に嬉しく、
参詣者一同で、ともに喜び合いました。

また、終了後は恒例の親睦会。
和気藹々と楽しい時間を過ごすことができました。

《法話》

今回は本年いただいた質問にお答えする形で、お話をさせていただきました。
お題目は有難いというけれども、何で有難いのか。
宗祖が説かれた教えは、どのようなものなのか。
また、生活の中でどのように受け止めていくべきなのか。

今年も御信徒と共にいろいろと考えた年でした。
こうやって共に考え、共に学ぶことで、
互いの信心の発展を願うことができるのだろうと思っています。

《一言》

御講は終えましたが、これから年末には門松作りやもちつきも開催されます!
是非皆様参詣いただいて共に新年を迎える準備を致しましょう!

御経日

昨日、10時と18時より、本年最終の御経日が奉修されました。
早朝は雨模様ですが、法要の頃には天候も改善し、
本年最終の御経日を気持ちよく勤めることができました。

深信の御参詣誠に有難く思う次第です。

《法話 御書と女性檀越》

今回もシリーズ御書と女性檀越と題して、
四条金吾女房御書と月満御前御書をとりあげ、
子を信仰でめでる宗祖のお姿と、四条金吾夫妻の信仰について、
お話しました。

当たり前ですが、人生は山あり谷あり。
しかし、山のときには谷を忘れ、谷のときには山を忘れるのが、
人間の性でしょうか。

どんなときも信心は安定して、
日々安穏な心で過ごしてまいりましょう。

《一言》

信仰に学びは必要ですかと問われると、
信仰の第一歩としては信が全てではあるのですが、
学びというのは、豊かな信仰という意味でも、
私は必要ですと答えます。

美術などもそうですが、直感的に素晴らしいと感じるものもあります。
そして、その背景には、必ず、積み重ねられた歴史や文化、概念というものがあります。

信仰も学ぶことで、深みはでますし、理解も進みます。

しかし、理解に偏ると頭でっかちな信仰になる。
それは良くない…。
では、学びは必要ない。いえいえ、頭でっかちな信仰に偏る自分に気付ことも、
学びに一つだと思います。

信仰はゆっくり時間をかけて、知る、経験する、積み重ねる、学ぶ、
そういったものに溢れた本当に豊かなものであると思っています。