現在起きている戦争のことを何度もここで書こうと思うのですが、書いては消し書いては消しを繰り返してきました。
何を書いても薄っぺらい表現にしかならず、結局今も言葉が見つかりません。
上記の番組を観ました。
歴史の教科書で習ったようなことが現実に起きていて、その現実がウクライナではそこら中に横たわっています。
もう本当に止めてほしい。
ただそれだけです。
今日は寺院清掃でした。
朝はものすごく冷え込みましたが、日差しはポカポカしていて風もなく、過ごしやすい気候の中でお掃除ができました。
こうやって寺院外護のつとめていただけますのは本当にありがたいことだ思っております。
寺院は僧侶だけでは護っていけませんので、皆様の寺院外護のお志を謹んで御報告申し上げました。
二月は日にちが少ないので月末になると何だか気忙しくなります。
こういうときは何かミスも出てきたり…。
どうぞ大事にお過ごし下さい。
いろいろな方とお話ししていると、本当にいろいろな意見があるなぁと改めて気付かされます。
何を当たり前のことを言っているのだと思われると思いますが、そのことに気付くためにはやっぱり対話が必要では無いかと考えています。
自分一人で考えているときは、いつの間にかみんな同じ考えでいるのではないのかと錯覚を覚えやすいと思うのです。
対話をすると、その時その時でそれなりの答えらしきものを出したりはするのですが、その後心の中で反芻をしていくことになります。
また対話をすることではじめて自分の中にある意見や考えに気付くことがあります。
準備されていない何でも無い会話がとても大事だと本当に思います。
アンガーコントロールの本を読んでみました。
この中で「上手く怒れない人も」とあって、これは結構重要なことかと思いました。
起こることは悪いことではない。コントロールできなくなるのが良くないこと。
という説明がありました。
認識を少し変えるだけで、怒りのマネジメントもできるということです。
そんな簡単にできるの?と思いますが、そんなに簡単にはできません(笑)
でもまずは認識を変えていく。
これは仏教のあり方にも通じるように思います。
まずは自分が持っている認識を思い切って変えてみることが、行動の変化や習慣の改善をもたらしてくれます。
☆☆
明日は仏教説話の動画をアップする予定です。
前回「法華経のはなし」で言及した繋珠の譬えに関して、ご意見をいただいたこともあって、仏教説話でも取り上げました。
こちらのページに
英語における約束の使い分けがわかりやす説明してあります。
全部使い分けることなんて到底無理ですけども、使い分けがあること自体はよくわかりました。
それにしても使い分けが多いのは、これはキリスト教の契約思想に由来するからなのでしょうか。
キリスト教では神と人との契約が救済に繋がっていきます。
ですから、契約というのがとても重要だから、こういう使い分けもあるのかなと感じました。
もちろん日本語もいろいろと使い分けはあるのですが、そういった使い分けは明治期に西洋から輸入した可能性もあるので。
この辺りはもっと深めていかないといけないと感じています。
本日は誓願題目講を奉修しました。
御参詣いただいた皆様とともに、各自誓願を謹んで御祈念申し上げました。
コロナ禍から少しずつ日常を取り戻し、本日も皆様少しですがゆったりと談笑する姿がありました。
こうやって日常を取り戻していけることは本当に有り難いことだと思っています
さて当宗においては謗法厳誡という教えがあって、題目に信心をまっすぐに信仰していくための戒があります。
信心に迷わないため、とても大事にされてきた法門です。
あまりよく知らない方からは狭量な姿勢だと言われたりします。
しかし、安心して信心をしていくために、また教えを正しく守っていくために何を拝んでもよいということにはならないわけで、そこのところを理解していただくと、かえって謗法厳誡があって良かったということになります。
だからこそ、謗法厳誡の大切さをしっかりと説明していかなければならないと痛感しています。
ここではよく読めない字について書いているのですが、もしどこかでこれは読めなくて困るという人がいらっしゃったら何かの助けになれば幸いです。
今回は、妙楽大師の玄義釈籖に
若得文大旨。則不矒元由
とあります。
これは
若し文の大旨を得れば、即ち元由に矒らず
と読み下すのでよいと思います。
問題は、
矒
の字ですが、新字体に直されている文章があって、暗の字が当てられています。
ですから読みは「くらい」で、ここでは「元由にくらからず」と読むのでよいと思います。
とはいえ、この矒の字が手元にある文章では書き崩してあって、もともとの字がわからず、玄義釈籖の原文を探して、ようやく矒という字であることがわかりました。
国立国会図書館のデジタル検索などを利用しました。
下記のサイトでも意味などが出てきます。
https://kanji.jitenon.jp/kanjiv/10601.html
漢字は読めると読めるのですが、読めないと本当に読めません。
当たり前か…。
古文書を読んでいくときなどは、なかなか一筋縄ではいかないですし、とにかく積み重ねが大事になるのですが、最近は下記のようなサイトも出てきて、とても助かります。
http://codh.rois.ac.jp/char-shape/
他にも同様のサイトがあるようで、いろいろと活用することで古文書などが身近になってくるのはとても良いことだと思います。
気になる文字などを入力してみると、意外な発見があるかもしれません。
今日は朝からずっと雨でした。
この時期の雨は意外にしっかり降るので、これは一日やまないかなと思っていましたが、昼過ぎにはすっかり晴れてくれました。
気温自体も高かったので、昼からは過ごしやすかったです。
そこでお花を植えました。
この時期は花があまり多くありません。
寒い時期だから仕方ないのですが、それでもしっかり花を咲かせているのには驚きます。
この時期の花はしっかり根を張っています。
外に綺麗に花を咲かせるには、まずは根を育てることが大事なのですね
明日からまた寒くなるようです。
皆様大事にお過ごしください。
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