今日は初参り、御授戒がありました。
とっても可愛らしいお子様で、みんな癒されました。
宗祖仰せの
子に過ぎたるたからなし
を誠にあらわすひとときでした。
子育てはいつの時代も大変なことです。
現代は親の果たす役割が多くなりすぎて、ある意味大変な時代だと思います。
「助けて」
と言えることの大切さをお伝えしました。
本日は寺院清掃でした。
3月に入ってから、天候がすぐれない日が多くありましたが、今日は朝から穏やかな1日でした。
寺院清掃終了後は、境内の桜をお花見しながらお茶をいただきました。
桜以外も様々な花々が咲き出したので、お花に詳しい御信徒が色々と教えてくれました。
春が来たなぁと実感する1日でした。
その他にもなぜ人間は争いを繰り返すのかということについても話し合いました。
メリットデメリットではなく、必要のないプライドや、見せかけの権威のために争うこともある…。
人間の愚かさは、今の時代になったも変わらないのだとつくづく思います。
昨日、一昨日と異様な雨の降り方でした。
この時期にしては珍しいほどの大雨で、近所の用水路が溢れかえりそうになるほどでした。
今日、ご参詣の方とお話しする中で、日興上人のお手紙にある
ようとう
の意味についてご質問がありました。
ようとう
は、
用途
と書き、意味は
銭。 費用。 経費。
という意味です。
読み方も意味も現代とは違いますね。
桜が咲き始めました。
去年の桜の開花時期は下記の寺日記を見ると、彼岸の入りの頃だったようです。
ということは、一週間ほど遅い開花になりました。
いつまでたっても寒い日が続いています。
でも桜の開花は、なんだか元気をもらるようで、やっぱり嬉しいですね。
最近ネタバレ消費というのがZ世代の消費傾向にあるそうです。
サプライズはいらないとか、コンテンツは先に結末を知ってから見るとか。
Z世代の人と話していると、着実に歩む感が強いので、失敗したくないという気持ちがこういう消費行動に影響しているのかもしれません。
失敗が怖いというのは良く分かります。
でも失敗しないというのはとても大変なことです。
失敗しないことを求める社会になっているのだとしたら、何だか息苦しさを感じる理由も、この失敗しない、失敗したくないというところにあるのかもしれません。
以前、ここでも書きましたが、最近の人は、若い人に限らず、「さようなら」が下手になったように思います。
別れを受け止めることができない=失敗したくない
ちょっと無理矢理関連づけすぎでしょうか。
昨日、春季彼岸会法要を奉修しました。
※機材が復旧しましたので、こちらで昨日の続きを更新します。
法話では、観るということについてお話しをしました。
お題目を唱えるということは、観法、観察する修行でもあります。
仏様を通して、我が身、我が心を観察することが大事です。
自分の心の動きに気付くことで、人生にも変化をもたらしてくれるでしょう。
また、観察することは日々の生活でも大切なことです。
現代は、見ることばかりを重要とする社会ですが、私たちは耳や鼻や口など様々な感覚をもっています。
見る以外の感覚を大事にして、風の音を聞く、土の臭いを嗅ぐ、食材そのままに味わう、自然に直接触れてみる、それらの認識を心を通してじっくり観察する。
ぜひ観察することを心掛けてみていただければと思います。
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今回もぼた餅を手作りし、お供えしました。
「いつも楽しみにしています」
とお声かけいただけましたのが、とても嬉しかったです。
まだまだ寒い日が続くようです。
くれぐれも大事にお過ごしください。
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