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法華経のはなし 第26回 男女 徳本 阿闍世 序品第一 【字幕】日・英・ポルトガル語

法華経のはなし 第25回 法華経のあらまし 後編 【字幕】日・英・ポルトガル語

法華経のはなし 第24回 法華経のあらまし 前半 【字幕】日・英・ポルトガル語

雑記

「おかえりモネ」が終りました。
初めて最後まで見た連続テレビ小説でした。
東日本大震災という良くも悪くも批判を受けやすいテーマを扱いながら
最後まで描ききってくれたことを嬉しく思いました。

ここで語ることではないかなとも思ったのですが、
少し雑記として述べておきたいと思います。

全体の内容は別として、
「あぁこういうことを描いてくれたのか」
という場面がありました。

礼儀の示し方

長浦家に、漁師仲間の及川親子が訪れた場面。
居間でモネのお父さんと及川親子が話しているところに、
長浦龍己(祖父)が登場。
すると、一同が足を組み直し正座になる。

こういう場面を最近は見なくなりました。
年配の人が現れても、姿勢を正すということも
あまりありません。
くつろいでいるということで良いのかもしれませんが、
ちゃんと年配の人に、また漁師仲間の先輩を尊重し、
礼儀と敬意を示す姿がとても良い場面だと感じました。

あまりこういう場面を見なくなったとは言いましたが、
田舎の方にいくと今でもこういった形で礼儀を示す場面を
見ることができます。

仏壇を中心とした生活

島での生活は長浦家を中心として様々な場面が描かれていましたが、
長浦家に来ると皆まずはお仏壇に線香を上げたり、
挨拶をする。

そもそもお仏壇のない家庭が増える中で、
こういった場面をお仏壇のないご家庭の人は、
どのような思いで見るのだろうと感じました。

先ほどの長浦家の祖父が、先に逝った妻とお仏壇をして会話をすることで、
「あんまり寂しくはないよ」
と、及川新次に語りかける場面にはぐっとくるものがありました。

お寺が人々の生活の一部の中にしっかりと存在していることも、
現代では薄れてしまった風景と思います。

失うこと

及川新次は妻を津波で亡くした。
そのことをどうやって受け止めていくのか。
別れに向き合うとは。

及川新次役の浅野忠信さんが熱演してくれたと思います。
別れを受け止めることは簡単なことではない。
でも、最近の人は、時間があれば勝手に解決するものだと
思っている節があります。
これは良くないことだと常日頃から言っていますが、
こうやってドラマの中で真摯に描いてくれたのは、
本当に有難いことだと思いました。

脚本を担当した安達奈緒子さんは、被災地で何度も取材を
重ねたと聞きました。
押しつけがましくなく、でも震災をそれぞれの人がそれぞれに受け止めていく、
そんな当たり前のことが伝わらないもどかしさをドラマの中に
見ることができました。

皆さんはどんな感想を持たれたでしょうか。

法華経の科段

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