Monthly Archives: 12月 2018

最終御講

9日10時より本年最終の御報恩御講が奉修されました。
参詣の皆様と本年最後の御講も謹んで御報恩謝徳申し上げることが
できました。

《法話》

大聖人様が私達になぜお題目を唱えなさいと教えてくださっているのかについて、
『四信五品抄』を中心にお話をしました。

四信五品抄の最後は、
「悲しむべし、悲しむべし」
と締めくくられています。
本年もいろいろなことがありました。
嬉しい、喜ばしいこともありましたが、
一方で悲しいことも多くありました。
ニュースを見るのが嫌になるほどですが、
考えてみれば、悲しまなくなってしまったら人間は終わりです。
自分だけが救われればよいという社会ほど悲しいものはありません。
悲しみから喜びに、悲しみの中に喜びを。
信心を通して真の喜びを得んがため、
題目をしっかりと唱えていきましょう。

《一言》

御講に引き続き親睦会が行われました。

食事をして、ビンゴをして、楽しい時間を過ごすことができました。

 

12月度御経日

本日、10時と18時より本年最終の御経日が奉修されました。
御会式に引き続きて御参詣を賜り誠にありがたく思う次第です。

参詣の皆様と共に謹んで先祖諸聖霊へ御回向申し上げました。

《法話》

シリーズ女性と御書として持妙尼御前御返事を取り上げました。
この御書では亡き夫を供養する尼に対する大聖人様のご慈悲を
感じることができます。
また二首の和歌も引かれています。

ちりしはな(花) をちしこのみは さきむすぶ いかにこ人の かへらざるらむ

こぞもうく ことしもつらき 月日かな おもひはいつも はれぬものゆへ

別れは悲しいものです。
その悲しさと共に人は生きていかなければなりません。
だからこそ、大聖人様の御慈悲、お題目と共に生きていけば良いのです。

《一言》

今年はいつまでたっても暖かいです。
おかしな感じです。
でも寒くなったら文句を言ってしまう、勝手なものです。
年の瀬、あせらずじっくり行きましょう。